ラム好きは絶対恋しちゃう!スリランカ料理「ロジャーズ キッチン」へ
板橋区に住む知人が絶賛していた、スリランカ料理「ロジャーズ キッチン」。
「ラム好きなMeさんは絶対行くべし」と言っていたのを思い出し、OTTOさんと出かけてみることにしました。
そもそもスリランカ料理に馴染みがない私たちでしたが、とっても気さくな、オーナーのロジャーさんにも色々お話しをお伺いできて、楽しいランチのひと時となりましたよ。
「ロジャーズ キッチン」はどこにあるの?
「ロジャーズ キッチン」があるのは、板橋区の蓮根というところ。
都営三田線だと「西台駅」A口から徒歩12分、「蓮根駅」西口からは徒歩13分と、電車だと少し駅から距離がありますが、住宅街の中にあり落ち着いた雰囲気の場所です。
私たちは車で向かったのですが、首都高の中台を降りて2・3分ほどで到着。ただ、お店に駐車場は無いので、近くのパーキングへ停める必要が。すぐ近くに小さな(2台ほど)パーキングがあったものの満車だったので、歩いて数分先に停めることになりました。
お店はマンションの1階にあり、外観は気軽に入れるようなビストロ的な印象です。
中に入ってみると…
住宅地に、意外とも思える重厚感溢れる店内。
ウッド調で落ち着いた大人な雰囲気です。
「ロジャーズ キッチン」でいただくランチメニュー
私はもちろん「ロジャーズ キッチン」の名物とも言える「ラム骨付き ビリヤニ」を。ラム好きには、この一択しかありえません! お値段は、お料理とデザート、3種類の紅茶がついて2,000円。立地を考えると、高いと思う人もいるかもな〜な、価格設定かもですね。
OTTOさんが選んだのは、「ロジャーズスペシャル」の日替りランチのお肉。
この日はチキンです。
お料理を選ぶと、最初の紅茶が。
スリランカの紅茶の生産量は、インド・ケニアについで世界第3位。イギリスの植民地時代から栽培がはじまり、今では世界トップクラスの紅茶生産国として評価されているのだそう。ランチでは、スリランカの3種類の紅茶をいただくことができ、その魅力を知ることができます。
実は、紅茶とともに気になったのがこのカップ。
持ち手が指にそうようにデザインされていて、感動しちゃうほど、すごく持ちやすいんです。スリランカのデザインなのかな〜と思ったら、「とうしょう窯」のもの。こだわりの和モダンなデザインで海外の方にも人気のメーカーらしく、お店の雰囲気にもピッタリです。
さらには、紅茶を楽しむために、このカップはなくてはならない相棒かも。それくらい、また持ちたいと思わせる心地良さがあるんですよね。これを選ばれたロジャーさん、サスガです!
ここでスリランカのラガービール「ライオン」をオーダーしてみました。
喉越しも爽やかで、少しフルーティな甘味を感じるような、優しいビールな印象。スリランカ産のビールということでどんな味かな〜と少しドキドキしたのですが、美味しいビールでしたw
「ラム骨付き ビリヤニ」を食べてみた!
まずやってきたのは「ラム骨付き ビリヤニ」。
初めて聞く「ビリヤニ」という料理ですが、世界三大炊き込みご飯のひとつなんだとか。
なんてったって、この、、、
でーーーんと乗ったラム肉!
感動で震えますw
なかなかこのボリューム感のラムを食べる機会って無いですもの。
濃いめ味付けのような見た目に反して、全然重たくもなく、モッタリしていない。程よいスパイス感で、どちらかというと意外なのですが、アッサリしています。
フォークとスプーンでいただくというだけあって、ほろほろと骨から外れるお肉は、ご飯と一緒に口に運ぶと、さらに美味しい! 結構なボリュームのお肉なのに味がしつこくないので、スルスルとお腹に入っていくし、手が止まらない。あっという間に完食!
続いては、OTTOさんが頼んだ日替りランチ。煮込んだお野菜が添えられた一皿。
見た感じ同じように見えるのですが、お味は全然違います。
ただ、美味しいのですが、チキンが普通過ぎるので、シーフードかラムにすれば良かったかな〜とOTTOさんが言っておりました。次回リベンジですね!
そしてお料理と共に、出された紅茶はシナモンのフレーバー。
後でロジャーさんに教えていただいたのですが、紅茶はお料理に合わせてコーディネートしているのだとか。お料理に合わせてフレーバーを強くしていき、最後はデザートに合わせて甘いフレーバーに。
デザートは、シナモンの効いたシフォンケーキ。ロジャーさんが焼いているらしいです。とても上品な甘さに合わせるのは、キャラメル風味の紅茶。ピッタリですね。
ロジャーさんに聞いたあれこれ
ロジャーさんは日本に来てもう33年になり、西麻布で23年をお店を構えていたそうです。
初めてスリランカ料理をいただいたのですが、見た目のボリューム感やソースの色から想像するよりも、ずっとアッサリしているのがとても印象的でした。ロジャーさん曰く、スリランカ料理は、インド料理と違い、油をあまり使わず、胡椒・ココナッツを中心に使っているのだとか。納得!
この日、私が気になったのは、本場と比べてお店のスパイシーさは何%くらいなのかということ。ロジャーさんの答えは「60〜70%くらいかな」。さらにこんなこともおっしゃっていました。
何十というスパイスを使って作るカレーもあるけれど、それが味に生きているのか判断するのは難しいし、実は本当に必要なものだけを使えばいいのではないか。そして、唐辛子を使ってスパイシーにし過ぎる必要はないんじゃないか。辛過ぎると、辛いという味しか味覚に残らず、本当の美味しさが伝わらない。
この考えの元は、日本料理や精進料理。
和食に使う味付けはどれも基本は同じ、醤油、みそ、みりんなど。でも、料理にすると、食材によってそれぞれ違う料理になっている。そんなところから、複雑にする必要はないということに気づいたのだそうです。
実は、OTTOさんが駐車場を探している間に、先に入店して待っていたのですが、和かにサラリと紅茶を出していただいたんです。そのお気遣いに、ちょっとビックリしちゃいました。食事中もお店のスタッフの皆さんもよく気がついていただけるし、とてもあたたかい気持ちにさせていただきましたよ。
10月で開店から1年。コロナでまだまだ安定しないとおっしゃっていました。
少しでも応援できるように、またぜひ訪れたいと思います!
ぜひお近くにお住いの皆さん!オススメですよ!
ロジャーズ キッチン(ROGER’S Kitchen)
住所 | 東京都板橋区蓮根1-12-12 |
TEL | 050-5872-0661 |
ホームページ | https://www.rogerskitchentokyo.com/ |
営業時間 | ランチ 11:30~14:30 ティータイム 14:00~17:00 ディナー 17:00~20:00(L.O.19:00) 日曜営業 |
定休日 | 火曜日 |
「スリランカTV うっちゃんねる」さんのYoutubeでも紹介されていました。
こちらもぜひご参考に!