和を満喫する京都、哲学の道から法然院&カフェ「GREEN TERRACE」
9月に実家に帰った際に、友達のNさんと京都で待ち合わせ。
帰省と合わせて会うのがいつものパターンなのですが、今回もあまり時間が無い…。欲張らず、ランチをメインに哲学の道を散歩しようと思います。
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この日は快晴の夏日。まだ紅葉の季節にはほど遠いから、緑がキレイ。
京都はコロナの影響で観光客が少なく、ゆっくり観光するならぴったり。でもこれから海外の方も多く訪れると思うので、もうこんな人のいない哲学の道もこの先会うことはないんでしょうね。
緑が映える法然院
今回選んだのは「GREEN TERRACE」というカフェなのですが、その前にNさんオススメの法然院へまいります。竹林が美しく、キュンとなっちゃいます。
山門の茅葺き屋根もコケの緑で彩られ、お寺全体の緑で調和されています。
お寺の庭を散策。手水鉢がお花で溢れていることもあるようですが、この日はさりげないしつらえに。お寺では法事が営まれていたようです。
イキイキとした苔の緑も小さな森みたい。
上を見上げると紅葉。紅葉の季節は、さらに違う景色を見れるんでしょうね。
おまちかねの「GREEN TERRACE」
お庭が見れるテラスがあるお店が大好きなので、今回探し出したのは「GREEN TERRACE」。法然院のすぐそこ。歩いで数分という距離。
事前にネットから予約をしていたのですが、お店の方に心地よく迎え入れていただいて、なんだか自宅に招かれたようです。ただ、テラス席は90分制ということだったので、店内の席にしました。
このお店は小説家の谷崎潤一郎さんとゆかりがあって、義理の娘である渡辺千萬子が営んでいたカフェ「アトリエ・ド・カフェ」の跡地に立っています。谷崎潤一郎さんのお墓は法然院にあるそうです。
室内は、ゆとりあるスペースにゆったりとした時間が過ごせるソファ。落ち着いた雰囲気で、私たちの目的にピッタリ。
スイーツも美味しそうですが、別のお店を考えてくれているので、ここではランチとお酒を楽しみます。
まずはビール!
これがすごく美味しかったです!「秋の気まぐれ」という京都のクラフトビールなのですが、とてもフルーティーな風味でびっくりしました。
彩り豊かなワンプレートランチがこちらのメイン。旬のお野菜を取り入れられて、一皿で色々な味を楽しむことができます。本当は一人一皿オーダーするのだと思いますが、私たちはお酒を飲みたかったので、プレートランチをシェアして…
別途、フィッシュ&チップスをオーダーしました。どちらも美味しい〜〜。イギリス好きな二人なので、フィッシュ&チップスってだけで、イギリス思い出して、話に花が咲きます。
二次会は「Kaikado Café」
お茶をずっとやっているNさんが教えてくれたのは京都駅の近くにある「Kaikado Café」。
ここもすんごくステキ!!
京都はホント、歴史ある建物をうまくリノベーションしていて、そんな空間が大好き。石の文化と木の文化の違いはあっても、個人的にはヨーロッパと感性が近く感じ、古いものと新しいものをうまく調和させているのがたまらんです。時が重なることでのみ作られる奥深さがありますよね。
開化堂の茶筒や珈琲缶をはじめ、朝日焼のカップなど、伝統工芸の品々が販売されているので、そんな手仕事の美しさを楽しめる一方、
実際に手にとって、使い勝手を確かめることも出来ます。
このグラスは、薄くて軽い。竹筒のように見えるデザインで、ちょうど節のところに手がかかるので、持ちやすくもあります。欲しいな〜と思える一品です。
ふふふ、お待ちかねの抹茶スイーツ🎶
Nさんは「抹茶フロート」、私はラムと抹茶のカクテル「MAT-CHA」。どちらも濃厚な抹茶を楽しめる贅沢さ。抹茶好きはキュンキュンですね。
そんなかんなで束の間の京都旅もあっという間に終了。
Nさんとは京都駅でさようならです。
今度はいつ会えるかな〜。
色々話せて楽しかったよ。ありがとう!