予約必須!日本列島や地球の歴史がつまった上野の国立科学博物館へ行こう

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先週行った銀座デートの帰り、OTTOさんが上野の国立科学博物館に行きたいという。
終了間近の「植物画コンクール」の入選作品を見たいんだって。

私自身、国立科学博物館には行ったことがないので、面白そう。
でも、この日の予定はぱつぱつ。果たして間に合うのでしょうか!?

国立科学博物館とは

上野駅から徒歩2分の距離にある上野恩賜公園。日本で1番古い公園なのだとか。桜の名所でもあるので、春には多くのお花見客で賑わうことでも知られています。

そして、公園内にはパンダでお馴染みの動物園やフランスで活躍した建築家 ル・コルビュジエが設計した西洋美術館など9つもの文化施設が隣接しているという知的なエリア。その中の一つとして、子どもたちにも人気なのが国立科学博物館なんです。

国立科学博物館は、日本館と地球館の2つの建物で構成され、日本舘では日本列島の生い立ちから、そこで生きている動植物から人間まで、その歴史を知ることができます。また地球館は、地球の大きな視点で、生き物と宇宙、科学について展示しています。

ハローダイヤル050-5541-8600
営業時間9:00~17:00 (入館は閉館の30分前まで)

入館には事前予約が必要です。
※特別展は展覧会ごとに異なります。
休館日月曜(祝日の場合は開館し、翌火曜休)
くん蒸期間(6月27日〜7月1日)
年末年始(12月28日~1月1日)

※その他、特別展開催中は休館日の変更があります。
公式サイトhttps://www.kahaku.go.jp/

国立科学博物館にギリギリ滑り込み!

この日は午前中から銀座へ出かけ、ランチをしたりお買い物したりで大忙し。

銀座「BLT STEAK GINZA」でランチ、リーズナブル&納得のおいしさです

なので、事前に予約した入館時間は最終受付の16:20。間に合うかどうかのギリギリで、上野公園の駐車場に到着。そこからさらに公園内を横断して国立科学博物館へ。早足で向かいます

数分遅れてしまいましたが、なんとか入舘することができました。

新型コロナウイルス感染防止のため、国立科学博物館も事前の予約が必須です。予約は公式サイトから行い、当日予約完了のメールを入口でスタッフに見せて入場しましょう〜。

まずは「植物画コンクール」の展示室へ

閉館は17時なので、常設展示を見る時間はなさそうですが、まずは「植物画コンクール」へ向かいます。

第38回植物画コンクール入賞作品展

全国から応募された作品は1,491点。小学生、中高生、一般でカテゴライズされていて、その中から84点の作品が文部科学大臣賞、国立科学博物館長賞、筑波実験植物園長賞などに選出され、展示されています。

入賞されている作品は、どれも素晴らしい!!
上位の賞を獲得している作品は、上手く描写できているというだけではなくて、植物の成長や特長を上手く作品の中にレイアウトし、学術的な視点が入っているものが選ばれているような気がします。「上手く描かれている」+「Wowのアイデア」が必要なんでしょうね。

日本館を見学します

じっくり植物画を見たいというOTTOさんは会場に残し、一人日本館の中を駆け足で見学していきます。

全然期待していなかったのですが、クリーンで見やすい印象。視覚的に分かりやすく、興味をそそる工夫が随所にあります。展示は最近リニューアルされたのでしょうか。これは次回じっくり時間をかけて周りたいな〜〜。

2Fの展示室を入ったところには、ガラスを使って展示の概要を説明しています。「生き物たちの日本列島」では、動物を彫り、その大きさで数字的なインパクトを表現。

「日本人と自然」のエリアでは、時代ごとの人口の移り変わりを。これスゴく面白い!

展示部屋はそれほど大きさはないので、透明なガラスで圧迫感をなくし、会場を見通すことができるアイデアが素晴らしいな〜。

動物の剥製も豊富に展示されています。知ってるつもりの動植物も、改めて見ると美しい。

日本館の中でも展示の目玉となっているのが、日本で初めて化石が発見された首長竜「フタバスズキリュウ」。展示方法も迫力があります。

実はもっと興味深い展示がいっぱいあったのですが、時間切れ。地球館は全く見学できていないので、残念ーーーー><

何よりの感動は建築美

事前の知識なく訪れた国立科学博物館でしたが、その立派な建物に感動してしまいました。ヨーロッパに来たみたい!

ネオ・ルネサンス様式を基調とした重厚な建物は、1931年に建てられ、2008年に国の重要文化財に指定されているのだとか。日本館の中央部分は吹き抜けになり、白いドーム型の天井にはレリーフが彫られ、緑のステンドグラスがはめ込まれています。

華美な色使いはないのに、その豪華さときたら。うっとりです。

吊るされている照明も歴史を感じます。
なんと美しいのでしょうか。

もっと写真を撮りたい!と思ってしまいます。

階段の窓格子のデザインも素敵。この重厚な建物だからこその装飾です。

階段の踊り場とエレベーター。
シンメトリーでアールヌーボー的な雰囲気も。

階段自体は古さが滲み出ていますが、その古さがいいんですよね。

後ろ髪を引かれたまま終了

もう閉館の時間。
外へ出ると、そこには大きなクジラが!

すごい…。これが実物大なんでしょうね。ロンドンの自然史博物館などでも同じような展示はありますが、少し距離があるので、ここまでクジラの大きさを実感できなかったです。

こんな大きな生物がいるとは…。

ホント、外観もスゴく素敵。

次回再訪するのが今から楽しみです!

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