やっぱり多年草が好き!一年を通して楽しむ多年草のススメ
4月から5月にかけてが、ガーデニング好きには一番忙しい季節。そして、何より一番お気に入りの季節なんです。
冬の間眠っていた植物たちは、暖かい季節になって起き出しスクスク成長。芽吹き、花を咲かせるその姿が可愛くて仕方ありません。
お庭に植えているのは、果樹やハーブ、クレマチスや木香薔薇・コデマリ・アジサイのほか、多年草の草花たち。春の訪れが目でも分かるその姿に、毎年癒されています。
そもそも多年草って何?
多年草は宿根草とも呼ばれ、寒い冬を乗り越え、毎年春になると芽吹き、花を咲かせる植物のこと。季節の移り変わりを共に過ごすことでより愛着がわき、年を重ねるごとに大きく成長するその姿を愛でることができます。
多年草の反対が一年草。言葉の通り1年で枯れてしまう植物のこと。一年草は、毎年新しい株を買って、違う印象の庭に仕立てることができます。私たちの庭も、スペースには限りがあるのですが、毎年数株の新しい鉢を買って楽しんでいます。
ただうちの庭は日当たりがとてもいいので、一年草と思って買った株が冬を越えることもしばしば。そんなところも、植物の面白さなのかもしれませんね。
参考:私たちのガーデナーレベル
色んなものを参考にまとめたガーデンレベルの分類なのですが、私とOTTOさんのレベルは英国で言う「グリーンサム」を目指す「グリーンラバー」って感じです。まだまだ「グリーンサム」ですとは言えないな〜。
プロ | 園芸の専門家。書籍やTVに出る有名な人も |
マニア | 専門の知識を持ち、雑誌などにも登場する周りから崇拝される人たち |
グリーンサム (green thumb) | 園芸名人。植物を育てるのが上手い人。自分の持っている知識で応用できる人 |
グリーンラバー (green lover) | 基本的な知識で植物を育て、増やすことができる植物好き |
ブラウンサム (brown thumb) | 植物をすぐに枯らしてしまい、植物に関心の無い人 |
多年草と一年草で彩る春のガーデン
私たちのガーデンはルーフバルコニーにあるので、マンションの規則を守りつつ、強風や台風など天候でご近所の迷惑が出ないように、あまり増やし過ぎす、育て過ぎずを心がけています。
そんなお庭には、お互い植えたい植物を相談して植え、メインのお世話係として各自が面倒を見るものの、双方でサポートし合いながら育てています。それぞれ好きなお花を寄せ植えできるスペースがあるのですが、私のスペースには球根のダリア、そして通常は一年草となるペチュニアとバーベナが毎年生き生きと花を咲かせ、余ったスペースにその年の一年草を植えています。
2月6日
真冬のガーデンがさみしくなり過ぎたので、ブルーと黄色、白の配色のビオラを植えてみました。
ビオラの左右は、一年草と思って植えたものが、冬を越すことがあるので、枯れた苗も春先まで様子をみています。緑の葉をつけているのは、バーベナとペチュニアです。今年で4〜5年目になり、花が終わってから短く剪定しています。
3月20日
ビオラはスクスク成長して、2倍くらいに。ブルーの色味が気に入って買ったものの、この時期には紫に近い色に変化しています。
4月14日
ビオラはさらに大きく成長! 青から紫に変化していた色は、すっかり抜けてきました。さらに周りのペチュニアとバーベナは葉が成長し、真ん中からダリア(3年目)が顔を出し始めました!
よく見ると…
ペチュニアの花が咲いてます!ツボミも沢山!
5月4日
GWはガーデニングウィーク。
余ったスペースに新しいお花を植えたいと思います!
今回購入したのは、カリブラコア(ティフォシー:580円)というお話。花数が多く、10〜11月ごろまでお花が楽しめるそうです。
植え込むのは、ペチュニアとビオラの間なので、双方の色味に合う赤みと黄色の花をチョイス。寒さに弱いので一年草扱いのようですが、うまくいけば冬を越してくれるかもしれません。
こうやって写真を見返すと、春の植物の変化はスゴイですね!
4月の春先に咲く木香薔薇やコデマリ、ジャスミンなどのお花が終わってしまったけれど、これからは紫陽花やアガパンサスが開花します。まだまだ楽しみが続きます〜♪
おまけ:イエローガーデン
イエロー系で揃えた鉢には、勝手に一年草だと思い込んでいた3種類を植えています。チェリーセージ、ジャメスブリタニア(暑さ・寒さに弱いので基本的に一年草)、クリソセファラムを寄せ植えに。こういう適当だとグリーンサムには程遠いですね…涙。
常緑種で、冬でも緑の葉を保ってくれていました。
冬を越して、春にはキレイな花を咲かせてくれたので、剪定もかねてクリソセファラムの古い枝をカット。カワイイ花を付けてくれているので、しばらくお家に飾ろうと思います〜。