購入 vs 賃貸。独身だった私がマンションを購入した理由とは

住宅は購入した方がいいのか、賃貸のままでいいのか。
ネットニュースで取り上げられると、いつもコメントが沸き立つ永遠のテーマですよね。もちろん人それぞれの価値観次第ではありますが、私は断然「購入派」です。

今後、少子化になり人口が減ることは明白ではありますが、家が必要なくなることはないので、立地・物件を選んで購入すれば、今後も資産として維持できるのではないかと思います。なので、私が購入した時のように、独身女性の方やもし迷っている方がいれば、購入をオススメしたいところです。

購入にいたった一番の理由は

賃貸していると、ふと今まで払っていた家賃のことを考え、なんだかもったいないな…と思うことはありませんか？ 35歳でマンションを買った私の場合、20代の頃の家賃を仮に6万とすると「504万円＋敷金・礼金で36万」、30代は9万として「540万＋36万円」、合計すると「1,116万円」にも。そのお金があれば、駅から少し歩いたり、古くはなってしまいますが、東京23区内でもワンルームマンションが手に入る価格なんですよね…汗。今思っても「もったいない！」って思っちゃいます。

そして何より、35歳という微妙な年齢で将来を考えた時、少しでも資産を持っておきたいというのが本音です。自分の城であること、老後の心配。それらを解決する手段がマンションでした。

購入にいたった理由

・家賃がもったいない
・室内設備など、賃貸よりいい環境で生活したい
・老後の不安
・資産を築きたい

35歳・独身女性、運命のお家に出会う！

初めての不動産は、30で留学から戻ってきてほぼ貯金ゼロから500万円貯めたところで購入に踏み切りました。当時は結婚の気配なんて全くなかったから。

その時探した物件の条件は…

独身女性一人暮らしでの持ち家条件

・1LDK
・広めのバルコニーがあること
・会社から乗り換え無しで45分以内の都内エリア
・仕事で夜遅くなること、将来の賃貸も見据えて駅から5分程度
・ボーナス払い無しで無理なく返済できる2,500万円程度（必然的に新築は除外）
・「新耐震基準」適用の1981年以降の物件

そんな時出会ったこの物件。一番お気に入りは、広いテラス！ガーデニングとテーブルとチェア、パラソルが置ける十分な空間です。程よい広さのリビングにベッドルーム。築一年の中古マンションでしたが、築浅なのでキレイ。そして何より、駅から徒歩2〜3分と激近。価格も予算内という、本当にラッキーなご縁だったと思います。

購入することで見込める金銭的なメリット

例えば2,500万円を35歳で購入後、頑張って10年でローンを完済。仮に65歳で売却できた場合をシミュレーション（A）し、その間の必要経費（B）を差し引くと「2,740万円」となり、「2,500万円」の貯金に「240万円」の利子がついたような感じに。もしこの30年間、同じ家賃（13万）の部屋を借り続けるとすると「4,680万円」をただ払い続け、何も手元に残らず、さらには老後の家賃の支払いが続くという、くっ苦しい…。

A：金銭的メリットとなる金額

35〜65歳まで同等マンションの家賃※：年156万円（13万×12カ月）×30年＝4,680万円
65歳売却価格※：2,200万円
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6,880万円

※同マンションでの賃貸費用、および近隣の同等マンションの売却価格を参考に査定

B：支出となる金額

購入金額：2,500万円
初期費用（税金・事務手数料・保険など）150万円
ローン利息など（10年分）：160万円
固定資産税（30年分）：270万円
管理費・修繕積立費：年30万円（2.5万×12カ月）×30年＝900万円
売却時の仲介手数料：60万円
リフォーム代：100万円（20年目で水回りなどリフォーム想定）
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4,140万円