元気がない・ぐらつく植物は要注意!コガネムシの幼虫の対策と予防方法

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お花や果物、お野菜などルーフバルコニーでガーデニングを楽しんでいるわが家。

しかし、突然現れる虫さんたちとの戦いの日々でもあります。見た目もカッコ可愛いカマキリは毎年歓迎される益虫ですが、草花を食べてしまうナメクジやカタツムリ、アブラ虫、イム虫などは害虫として駆除の対象に(ごめんなさい…)。

そんな害虫の中でも一番の厄介モノが「コガネムシ」。
今年もわが家にやってきた奴らとの戦いの決着は、いかに!

まずは「コガネムシ」ってどんな虫?

コガネムシって一見すると、キレイな色で、コロコロしたカワイイ見た目の虫さんです。
春から夏のはじめに成虫となり、5〜8月に活動します。

しかし、成虫は葉っぱを食べて枯らしまうだけではなく、フンが葉に残っていると、そのフェロモンで他のコガネムシを呼び寄せてしまうそうです。そうなると次の厄介につながることになります。

出会って恋をしたコガネムシは、鉢に卵を産んでしまうんです。

7~9月の夏の間が産卵期となり、鉢の中に数十個もの卵を産み付けます。卵から孵化した幼虫は土の中で、知らない間にムシャムシャと根っこを食べてしまう大食感。

根っこが無くなった植物は、元気がなくなりしおれてきたり、枯れた葉が目立つようになる場合も。カツラのように土の上に被さった状態やグラグラした状態になってしまいます。そのまま放置すれば、栄養や水を吸い上げることができず、植物は枯れてしまうことに。

何か調子がヘンだなと思った時は、コガネムシを疑い、鉢の中をチェックすることをオススメします!

今年、コガネムシに襲われたガジュマル

私は、このコガネムシのと幼虫を発見する(自称)名人。

植物が葉を枯らし始めたり、グラグラしてカツラのようになっているのを見逃さず、植物の悲鳴を受け止め、毎年救出に成功しています。タイム→モッコウバラ→チャイブ…。

一昨年から「オルトランDX」で予防していたはずだったのですが、不覚にも油断していた鉢がありました。それは、OTTOさんが育てているガジュマルの鉢。秋から春過ぎまではお家で育て、夏場は外で日光浴を。さらには今年鉢を変えたこともありオルトランを撒いてなかったんです><。

鉢を変える前のガジュマルさん

ご存知の通り、ガジュマルは幹から気根を地面に向けて垂らし、しっかり地面に根を張る熱帯の植物。

ある日お水のチェックをしていると、ガジュマルの鉢の土に穴が空き、根が土の上でカットされているような状態。これは、、、もう、、、はい。奴らが、、、必ずいらっしゃいます。

ガジュマルを軽く引っ張ると、抵抗なくスッポリ鉢から向ける状態。
土を払うと、根っこは、見事にカットされています。

そして残った土の中を見てみると…

(注意:幼虫さん登場します)

いらっしゃいました。まずはお一人様ご来場〜。

コガネムシは、一匹いると必ず複数いるのもの><
これまでの経験では、6〜8匹くらいは見つかりますね。さて今回は何匹になるでしょうか。

(注意:幼虫さん登場します)

モザイク外れますので、要注意です!

なんと小さな鉢の中に、9匹もいらっしゃいました!
これはおそらく新記録です(涙)

おかげでガジュマルさんは、ラピュタ状態。
冬に根っこが無い状態になってしまい、冬越しが心配ではありますが、お家の中で療養してほしいと思います。

コガネムシの幼虫予防には「オルトランDX」

毎年続くコガネムシとの戦い。何か予防できるものはないのかと探したところ、「オルトランDX」を発見! 持続期間は1カ月で、1シーズン4回まで使用可能なので、わが家では7月〜10月の月初に蒔くことに決めています。

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ただ、なんでもそうですが、多く蒔くことで効きが良くなるわけではないので、使用量を守る必要があります。

コガネムシに対しては、おおよそ一株当たり2gとなるので、コンビニのスプーンで計量するとこのくらいの量に。これよりも少なく蒔くことを目安にしていただけるといいのではないかと思います。

スプーンの重さは引いています。

不思議なことにこれまでも被害が出るのは、庭にある鉢のどれか一つ。知らない間に、他の鉢も被害にあっているのかもしれませんが、目立つのはいつも一つだけなので、今年も他の鉢は大丈夫なはず…。

今年のコガネムシとの戦いは、これにて「完」。
奴らは強敵なので、皆さんもお気をつけください!

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