捨てるはずの野菜を再生する「リボベジ」への挑戦から実食までの軌跡!(更新)
植物を育てることが好きな私たち。
大きなルーフバルコニーのあるマンションを探し出し、お花やハーブ・果物などを育てています。
そんなルーバルに、新しく菜園がスタートしたのは昨年のゴールデンウィークから。OTTOさんの要望で、お野菜を育てることのできる大きなプランターを2つ購入し、そこでお野菜を育てるスペースを設けることにしました。
そしてこの冬から、OTTOさんのとある実験が行われています。
それが、捨てるお野菜の再生「リボベジ」なんです。
再生野菜(リボベジ)とは
再生野菜は、和製英語「Reborn Vegetable(リボーン ベジタブル)」から「リボベジ」という言葉で親しまれています。っと書いておきながら、私も初めて知りました。こんな造語があるんですね。
料理をする時に、普段捨ててしまうお野菜の根っこ部分を再生して再び食材としていただけるように、一般的には水に浸けて室内で栽培すること。早いもので1〜2週間ほどで食べることができるのだとか。
なんてったって最大の魅力は、本来捨てる部分を水に浸けたり、土に植えて育てるだけなので、元手となるものが “ゼロ円”! 失敗しても罪悪感が少なく、うまく育てられれば食材のプラスとなり、食卓の彩りにも。おしゃれな器で栽培すると、お家の中に緑が増えて、癒しになるという効果もあるかもしれませんね。
水用栽培の場合は、お水につけ置くだけなので育て方は簡単ですが、毎日お水を取り替えることが必須。特に夏場は水が臭いやすいので注意が必要です。
リボベジ成長日記〜実食まで
1 〜2月の寒い時期は、毎週末ほぼお鍋をしています。
食事の準備中に、根っこがついたお野菜を見つけて、目がキラキラするOTTOさん。
「これ植えたら、芽が出るのかな…」
ここから、我が家の再生野菜計画が始まりました。食材となるほど育てることができるでしょうか!?
✔️ 太ネギ
1月24日:お鍋をした時に根っこのついた太ネギを外のプランターに植えこみます。
1月31日(1週目):少し真ん中が盛り上がってきています。ムクっ!
2月13日(3週間目):真ん中のところが緑になって、さらにムクムク! だけど、収穫できるまでは、まだまだですね。
4月10日(2カ月半後):ネギ坊主ができるくらい大きく育ちました! とはいえ、本来は白い部分を食べるので緑の部分が成長したおネギは、食材には向かないかな〜。太ネギはリボベジには不向きかもしれないですね。
✔️ 細ネギ(最優秀賞)
2月13日(2週間後):細ネギさんは順調。もう少しで食べられるかも。
4月10日(2カ月後):時間かかかりましたが、立派に育ちました。収穫もかなりあります! ネギはリボベジ優等生ですね。季節によるのかもですが、1〜2週間では十分な収穫は難しそうです。ただ、根っこはまだ残しているので、ここから再度再生されるのでしょうか。
タラの蒸し焼きの薬味として美味しくいただきました〜。
薬味として十分なボリュームを収穫できて、満足・満足♪
✔️ 水菜(優秀賞)
そして驚きの水菜さんです。
1月31日(1週間後):スゴイ!1週間で新しい葉っぱが出てきました。ニョキ!
2月13日(3週間後):同じ水菜の苗じゃないかもですが、緑がより濃くなって葉も大きくなってきました。しかし、外で育てているからか、こちらも3週間では食べることができるほどは育っていませんね。
3月20日(約1カ月半後):黄色の花が咲きました(笑)。葉っぱは思ったよりも量は少な目。どうしようかな…です。
4月10日(2カ月半後):OTTOさんがお花を摘んだ後、水菜の葉も収穫することにしました。水菜だけの写真を撮るのを忘れてしまったのですが、そこそこのボリュームに。
サーモンのカルパッチョに、ベビーリーフと混ぜて美味しくいただきました。少し硬くなっていたりするのかな〜と思ったのですが、普通にサラダとしていただく水菜同様に美味しくいただけましたよ。ごちそうさまでした!
✔️ ほうれん草(残念賞)
こちらはホウレン草。お家の中に2株、お外のプランターに2株育ててみました。どちらの方が成長するのか実験です。
2月13日(1週間):お家のホウレン草(上)は葉っぱがすくすく。お外のホウレン草(下)と比べると、お家の中の方が成長が早いですね。
ある日:お家のほうれん草は腐り、お外も枯れてしまって、大きくは育ちませんでした。出だしはいい感じだったので、もしかしたらもう少しやり方を変えるとリボベジできるのかもしれません。
✔️ キャベツ(ビックリ賞)
2月27日(1週目):なんか、スゴイです。ちっちゃなキャベツみたいになってきました。この時期はやっぱりお家の中の方が成長が安定しているように思います。
3月某日:キャベツはぐんぐん成長。なんとお花が咲きました! 菜の花みたいです。葉っぱは食べられるのかもですが、あまり食欲がわかない雰囲気。観賞用として、今もお家の中で育てていますw
リボベジは食べることができるまで育てられることが分かったので、これからも機会があればトライしたいと思います。皆さま、根っこのあるお野菜は、毎日の癒しにもなって楽しいですよ〜w
おまけ:コデマリさんも根っこが
春にカワイイお花を一杯つけてくれるコデマリさん。
大好きなお花の一つです。
実は昨年剪定の時期を確認することなく秋口に、枝を切ってしまったところがあるので、今年は花付きが悪くなりそうで心配なんです。その時の一枝を家の中に飾っていたら、根っこが出てきました!
その後:
葉が枯れてきたので、そろそろ土に植えたあげた方がいいのかなと思案していたのですが、その後枯れてしまいました。根っこが出てきた時に土に植えてあげれば良かったのかもです。ごめんね…せっかく根っこを出してくれたのに(涙)。
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