大満足! 東村山「草門去来荘」で心ゆくまで鰻を食す
ウナギが食べたい…というOTTOさんのリクエストに応え、都心から少し離れた密にならない場所にドライブがてら出かけました。目的地は東村山〜♫の「草門去来荘」。
どんなウナギ料理をいただけるのか。
とある日の様子を振り返りたいと思います!
草門去来荘 東村山店に行ってみた
少しわかりづらいところにあるのですが、大きなウナギの暖簾が目印の「草門去来荘」。
駐車場はレストランの敷地内と、通りを挟んだ向かいの二箇所。空いているのであれば、レストラン向かいの駐車場の方が停めやすそうです。
一歩暖簾をくぐると、竹や大木で覆われた別世界のような空間です。
敷地内には、洋館と古民家のようなアンティーク調の建物の2棟。洋館は「リストランテMON」というイタリアンレストランになっています。
和を感じつつも、東南アジアのような雰囲気もあるのが「草門去来荘」。
入ってすぐのエントランス。靴を脱いで上がります。
建物自体は新規に建てられたものだそうですが、古材をふんだんに使用しているため、落ち着きのあるインテリアに。
期待が高まる「季節の料理と鰻重」
私たちが一休で予約したのは、ワンドリンクがついた6,800円の「季節の料理と鰻重(上)コース」。まずは別途注文したノンアルコールビールで乾杯です!
箸置きもウナギ。
ウナギ尽くしにワクワクしちゃいます。
料理のスタートは季節の5品が美しく盛られた「八寸」から。
夏らしい緑の紅葉の枝が中央に添えられていますよ。
上から時計回りに、「うなぎの骨せんべい」「うなぎ寿司」「うなぎ 煮こごり」「鰻ざく」「夏野菜の煮物」。全て美味しかったのですが、特に「鰻ざく」「夏野菜の煮物」が絶品!この八寸だけでも十分ウナギを堪能できました。
続いては「鰹のたたき」と「アカイカ」のお造り。さっぱりとしたお味は、ウナギとウナギの間の箸休め的な印象です。特にアカイカが舌の上でとろけるような、まろやかさ。
そしてメインの「地焼き鰻の鰻重」です! 肝吸いとお漬物を一緒にいただきます。
桐箱?の中には、ウナギ一匹が尻尾まで敷き詰められています、ボリューム満点! 蒸すことなく焼いている関西風。タレも控え目で、優しい味付けです。山椒は「粉山椒」と「山椒味噌」の2種類から。山椒も今までいただいたことが無いくらい控え目な辛さでした。
お刺身までですでに少々お腹いっぱいだったので、鰻重全部食べきれず、3分の1はOTTOさんのお腹の中へ。くぅーーー、羨ましいっっw
最後は締めの甘味としてバニラアイスと温かいほうじ茶で。
あえていうと、最後のこのバニラアイスは唯一のがっかりポイントになりました…。業務用のバニラアイスをお皿ごと冷蔵庫で冷やし出されたという印象で、表面にはうっすら氷(霜?)の層が。せっかくここまで素晴らしいお料理だったのに、最後のアイスが普通過ぎて…もったいないな〜という印象です。
バニラアイスでもいいのですが、手作りだったり、抹茶やほうじ茶のクッキーを添えたり、抹茶を振りかけたり、一手間かけるだけで印象は違ってくると思うんですよね。
なんて言いながらも、とっても美味しいランチをいただけて、久しぶりにいい気分転換ができました。ありがとうございました〜♩
草門去来荘(そうもんきょらいそう)
住所 | 東京都東村山市富士見町1-1-7 |
最寄り駅 | 西武多摩湖線 八坂駅、西武国分寺線 小川駅 |
電話 | 042-390-5288 |
ウェブサイト | ホームページ 一休.com レストラン |
訪れてから知ったのは、実は紅虎餃子房なんかを展開している際コーポレーションのお店だということ。いろんな形態のレストランを展開しているんですね。洋館の方はオーナーの方が以前暮らしていたご自宅を改装したもので、その敷地に古材を使って草門去来荘を立てたのだとか。
美味しいお料理をいただくと、お隣のMOUや白洲次郎と正子の暮らした家を改装した「武相荘」、湯河原の「富士屋旅館」、京都の「柚子屋旅館」など、食を突き詰めた他のお店にも行ってみたくなりました。美味しいものってサイコー!