大人な女性にピッタリ! 長持ちする切り花、ユリを飾ってみませんか?

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おうち時間が増えると、自宅でより快適に過ごしたいと思ってしまいますよね?
そんなコロナ禍の今、生活に潤いを与えてくれるものの一つが、切り花なのかな〜と思っています。

切り花というと、少し特別なように思ったりするかもしれませんが、見た目の可愛さだけではなく、緑が側にあるだけでホッとできるし、いつもの空間が少しリッチになったような気持ちにさせてくれますよね。

ただ、切り花を飾りたいけど気になるのが、お手入れだったり、価格だったり。

そんな方にオススメしたいのが、ユリ(百合)。
お花やグリーンが大好きな私ですが、色んな花を飾ってきて「ユリが最高!」と思っています。

その可憐さ・豪華さだけではなく、メリットがいっぱい。
他の切り花よりも長持ちし、最後までキレイな花を楽しませてくれる、そんなユリの魅力と長持ちさせるコツをご紹介します。

ユリがあるお部屋はこんな雰囲気に

インスタグラムでユリを飾ったお部屋を探してみました。

ちょっとした空間に飾っていたり、お部屋のメインになっていたり。他のお花とアレンジするのもいいですが、ユリだけを無造作に生けても様になる。そんなお花なんです。

ピンクや黄色のユリのアレンジも、お部屋のアクセントになってカワイイですね♪

ユリは初夏〜夏にかけてのお花ではありますが、一年中手に入れることができる身近な存在。なのでクリスマスの時期にも登場していました!

ユリの魅力とは

お部屋に飾る切り花をして、ユリが一番だと思う理由は、主に4つあります。

「長持ちで最後までキレイに咲いてくれること」「扱いやすいこと」「天然のアロマの香り」、さらには「コスパ最高!」です。

1. 長持ちして、最後までキレイに咲いてくれること

季節やお花の状態によって異なりますが、昨年末の12月1日に買ってもらったユリは、12月14日に最後の花びらが落ちるまで2週間くらいは十分楽しませてくれました。通常の切り花だと、1週間保つかどうかなので、その倍は楽しめることになります。

ただ、これも季節によって状態は異なります。夏は買った時点でお疲れ気味なので、最後のつぼみまで咲いてくれず、途中で黄色味をおびて、ポトっと落ちてしまうことも。

なので、暖かい時期はつぼみが少ないものを、涼しい時期は花の負担も少なく、最後までがんばって咲いてくれるので、つぼみが多いものを選ぶと良いと思います!

2. 扱いやすいこと

切り花を花瓶に入れておくと、水が腐ってきてしまい、どろっとして嫌な匂いを放つことがありますよね…。

その点ユリは、水につからないように葉を取り除いておくだけで、私のこれまでの経験では、水が汚くなるような状態になることはありませんでした。もちろんお水はなるべく毎日交換するのが理想ですが、そこまで神経質にならなくても大丈夫なんです。

3. お部屋に漂う天然のアロマ

ユリの香りは格別です。家に帰った時は玄関先まで香りが漂い、幸せな気持ちにさせてくれます。自然の香りなので、すっきり爽やかで、お花が咲いている期間ずっとその香りに満たされますよ。

目で楽しませてくれるだけではなく、香りでも楽しませてくれるお花は他にもあるとは思いますが、一年を通してお手頃な価格で手に入りやすく、見た目も可憐なお花はユリ以外になかなかないかもしれませんね。

4. コスパが最高!

さらなる魅力は、そのコスパです。

カサブランカなど大輪の立派なユリは、一つ1,000円以上するものもありますが、スーパーやホームセンターで売っている一つ298円くらいの切り花を3束くらい買って生けるだけで十分豪華! とても1,000円もしない花束には見えません。

ユリを生ける時のポイント

ユリだけではなく、どんな切り花でも長く楽しむためのポイントは似ているもの。

ただし、ユリのいいところは、それほどナーバスになる必要がなく、手間がかからないところなんです。

買ってきたお花は茎の先をカット!

買ってきたお花の茎の先を1cmくらい水の中で切りましょう。これは水切りと言って、茎に通る水を吸い上げるための管に空気が入らないようにするため。管に空気が入り込んでしまうと水の吸い上げを妨げてしまい、枯れやすくなるのだとか。

っと書いておきながら、実は私は水切りあまりしてなかったりします。もちろん水切りをするのがベストですが、元気に咲いてくれているので適当でOK! こんなところもユリのいいところなんです。

ただし、買ってきたまま生けるのはNGです。茎の先が痛んでいるかもしれないので、水上げしやすくするために、必ず生ける前に切り口が斜めになるように切ってあげてください。

水に浸かるところの葉は取り除く

こちらも切り花を生ける時の基本ではありますが、水に浸かるところの葉は必ず取り除きましょう。

また花瓶にお水をいっぱい入れるのではなく、茎の長さにもよりますが、花瓶の半分くらいで良いと思いますよ。なるべく茎が水に浸かる部分を少なくした方がお水をキレイに保て、水に浸かった茎が傷みにくくなります。

さらに、ここにもユリならではのいいところが。葉が大きいので取り除きやすく、茎がしっかりしているので痛みにくいんです。ただし、お花が元気だと水の吸い上げが早いので、水の減りにはご注意を!

水はなるべく毎日取り替える

「毎日取り替える」が理想ですが、ここでもユリは優秀です!

飾っている時期や場所にもよりますが、経験から2・3日取り替えなくても水が腐ることはなさそうです。また、水をキレイに保つための延命剤も百均やホームセンターで売っていますが、ユリには入れなくてもOK! なんて手のかからない良い子!

もちろん、水交換の際は花瓶の中を洗ってあげたり、茎の先の状態を見て変色して傷んでいるようならカットしてあげてくださいね。

雄しべや終わった花は早めに摘む

ユリを飾っていると、つぼみがどんどん咲いてくれて、朝起きる毎にその変化が楽しみで仕方ありません。つぼみが開きかけたら、雄しべが膨らまない、硬いうちに先を取り除いてください。ユリの雄しべの花粉は大量で、手や近くにあるものに触れるとなかなか落ちず、シミになってしまうことも。なので、雄しべの処理は注意が必要ですよ。

また、花の終わりにはどんどん花びらが透明に色が抜けていき、変色していくので、一目瞭然。「花の命は…」なんて考えると少し切なくなってしまいますが、早めに茎の根元からカットしましょう。

最後まで、ユリの花を楽しむために。
初めは豪華な花束を、花の終わりに合わせて生ける花瓶や器を変え、飾る場所や雰囲気もアレンジすることで、違うユリの表情を愛でてくださいね。

ユリが、おうち時間の癒しになりますように。

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