パリで特別なランチ。ルノワールを思う「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」

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パリ市内を一望できるモンマルトルの丘。
そこには、芸術の歴史に名を刻む建物「ムーラン・ド・ラ・ギャレット(Moulin de la galette)」があります。今はレストランとなっている地へ当時の面影を求め、やってきました。

※本記事(主に写真)は2017年8月に訪れた当時の内容です。Meの旅の軌跡を残したいことと、これから旅行を考えている方の参考になればと思っています。最新の情報は、公式サイトなどでご確認ください。

「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」といえばルノワール

19世紀半ばに、印象派の画家たちが集う芸術家の街へと変化したモンマルトル。ルノワールもそこに集った一人で、1875年から1877年まで「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」の近くに暮らしていたそうです。

「ギャレット(ガレット)の風車」の名を持つダンスホール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を舞台に、ルノワールが描いた絵画「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会(Bal du moulin de la Galette)」は35歳のとき作品で、1877年の第3回印象派展に出品されました。絵の中に登場する人物たちは、ルノワールの友人たちがモデルになっているそうです。

レストラン「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」

パリ市内から見上げるモンマルトルの丘に佇む白亜の「サクレクール寺院」。パリ観光で外せないスポットの一つですよね。その途中に「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」のレストランがあります。

20世紀初期に大ホールが建てられたそうですが、当時の名残はエントランスに残るギャレットの風車のみで、店内は改装されています。

一際目立つ風車とブルーの壁面に映える緑が目印
ここに多くの画家が訪れたかと思うと、感慨深いですね
レストランの入り口。店内の席と奥にテラス席があります。テラス席には「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」の絵も。メニューは、おそらく本日のランチと思われる表の黒板に書かれていたコースをチョイス
ビールと共に、彩りが鮮やかなトマトのアペタイザー。シンプルながらもとても美味しかったです。パンもうまうま!
メインは、ポークだったと思います。カジュアルなプレートですが、こちらもソースとのバランスが絶妙です!この後、デザートとコーヒーをいただきました。

全部合わせて84.50ユーロ、日本円にすると10,000円ほど。日本で同じコースをいただいてもこのくらいはするかと思いますし、この特別な場所を思うと納得のお値段です!

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