人生のバイブル「若草物語」がいつ読んでもグッとくるんです

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人生のバイブルになる本はありますか?

私が繰り返し読むのは、児童書としてお馴染みで、何度も映画化されている「若草物語」なんです。

自分自身を見つめ直すきっかけを与えてくれるだけじゃなくて、何か嫌なことがあったり、リラックスしたい時、非日常に浸りたい時、その時々の気分に合わせた部分を何度も何度も読み返しています。

が、いつもの場所に無い。
失くしてしまったようで、どこにも見つからないんです(涙)。

恐らく、いらない本に混ざってブックオフに持って行ってしまったのではないかと…。もう、自分のおっちょこちょい!!バカー!

Amazonで新しいものを買おうかと思っていたのですが、昔に買った本には思い入れがあったので、なんかグッとこない。

そこで、ヒラメキました。
こんな時こそ、ヤフオクです!メルカリです!
なんと、まさに私が持っていた当日の表紙のそのままのものが、1件だけ出品がありました。4冊セットで600円の本をゲットです。

古い本なので黄ばんでいるけど、私が持っていたものよりも全然キレイな状態。
おかえり〜。私のバイブル〜〜。

若草物語とは

「若草物語(英:Little Women)」は、南北戦争の頃のアメリカを舞台にした、マーチ家四姉妹の物語です。

美しく穏やかな長女メグ、活動的で男の子に憧れ作家を目指してい次女のジョー、控え目で恥ずかしがり屋の音楽好きな三女ベス、絵が好きでおませな末っ子エイミー。

父親は黒人奴隷解放のため従軍牧師として出征中。性格の異なる四姉妹が信心深く優しさに溢れる母のもと、日々の楽しみや悩み、思いがけない事件や大きな試練を乗り越えていく中で、父親が彼女たちにつけた愛称である “Little Women(小さいながらも立派な婦人たち)” として成長していきます。

1868年にアメリカで出版されたルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」は、オルコットが姉妹達と過ごした少女時代を元にした物語です。続篇として「続 若草物語(Little Women Married, or Good Wives)」、「第三若草物語(Little Men)」「第四若草物語(Jo’s Boys)」があり、姉妹の成人・結婚やその後の生活が描かれています。

若草物語の魅力

子供の頃に母からススメられていたのですが、実際に読んだのはずっと後になってから。“ハウス世界名作劇場” の「若草物語」のアニメがとても面白くて、やっと原作を手に取りました。

それ以来、私のバイブルとして、人としての成長・憧れや、自分への戒め、別世界を味わう楽しみ、人として人生を送ることの尊さのようなものを、読むたびに教えてくれています。

✔️ 自分を投影できる個性あふれるキャラクター

幼い頃から、「あなたは若草物語のジョーみたいね」と言っていた母。私も本を読んで、その意味が良くわかりました。ホント私って、ジョーなんです。

優しさあふれ女性的な魅力あるメグ。独立心旺盛で活動的なジョー。身体が弱い故、他者への思いやりと愛情深いベス。野心家で見栄っ張りだけど素敵な女性へと成長するエイミー。

性格が全く異なる、個性あふれる姉妹たちのいずれかに自分を投影してしまうこと間違いなし! ジョーのように自分にはない姉妹たちの良さ・魅力を敬愛するとともに、彼女たちへの憧れを持っていつも眺めています。

✔️ 読み手の人生のステージに合わせた共感ポイント満載

多くの人は、この本を初めて読むのは、子ども時代。
その時は、純粋に4姉妹のお話として読み進めると思います。
それで十分楽しいもの。

一方、若草物語は、四姉妹の成長の記録でもあります。
学校での出来事や友達関係、恋愛などを経験する姉妹たちが、子どもから大人へと成長し、そして家庭を持っていく中で変化する視点や価値観。そして、四姉妹を育て、彼女たちの成長を見守るお母さまの母親としての視点。

年を重ねても何度も読んでしまうのでは、自分自身のライフステージに合わせ、その時々の視点でお話を読めることなんです。

本当はこんな時は「ここがオススメ!」として、その物語の一部を紹介しようかと思ったのですが、ネタバレになっちゃうので我慢します><

ぜひ、もしまだ読んだことが無い方、
子供の頃読んで以来、手に取ったことが無い方がいれば、
ぜひ手に取っていただきたいな〜と思います。

私も帰ってきたバイブルを読み始めています。
マーチ家は、もうすぐクリスマスをなんだってw

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