やっぱり違った!山の上ホテルのヒルトップでランチと夏のパフェを
朝からお役所仕事をこなし、その足で午後はOTTOさんの付き添いで病院へ行った、ある日。
前回は順天堂大学病院の中にあるヒルトップでランチをしましたが、時間もあったので、すぐそばにある本家・山の上ホテル内のヒルトップへ行ってみました。
初めて順天堂大学病院へ足を踏み入れたのですが、その前に病院のレストランでランチをすることに。って、日本随一の病院ではホテルランチがいただけるんですって。
その前に…山の上ホテルを見学
ホテルのパーキングを目指し坂を上がります。
駐車場との距離があまりに近く裏口だと勝手に思い込んでましたが、そこがホテルのエントランス。入るとすぐロビーでした。部屋数が35室ということで小規模なホテルということは分かっていたはずなのに、想像よりもこじんまり!
今では使うゲストは少ないと思うのですが、ロビーの一角には辞書コーナーとライティングデスクが。昔は滞在していた作家の皆さんが利用されていたんでしょうね。
奥を見ると…、窓際にリサ・ラーソンのライオンの陶器が左右に2つずつ。
4つも! 欲しいーーーww
細かい装飾は当時の素材をそのまま使ったり、修復しているのだと思いますが、一つ一つがアートのよう。
何よりも素晴らしいと感じたのは、実はスタッフの皆さん。エントランスやロビーでは、真っ白な制服を着たドアマンの皆さんが、その印象通りキビキビされていて、さりげない気配りにこちらが恐縮しちゃうほど。
小さなホテルゆえに人と人との距離が物理的にも近くなってしまう分、スタッフの皆さんは、ゲストの妨げにならないよう立ち振る舞いを気をつけていらっしゃっるように思いました。
歴史あるホテルが長く愛される理由は、こんなさり気ないホスピタリティーにも息づいているのかもしれません。
山の上ホテル
1954年に創業。文豪に愛された定宿として有名な老舗ホテルです。2019年にリニューアルされましたが、アールヌーヴォー様式のデザインはそのままに、今も当時の面影を伝えています。
肝心のヒルトップのランチは?
以前どんな雰囲気だったのか知らないのですが、リニューアルされて少し今っぽい雰囲気になっているのかな。壁のグレーのタイルとゴールドのプレート、そしてマスタード色の組み合わせがオシャレ。
入って正面に大きなサイフォンが4つ。ここで一滴一滴ゆっくりとコーヒーを抽出しているんですね!
順天堂大学病院のヒルトップと同じく、ランチセット(2,750円)をオーダー。セット内容はサラダとメイン、パン、ドリンクです。お値段的には1,000円ほどUPしているので、どんな違いがあるのかドキドキ。
ドリンクも同じくアイスコーヒーに。最初いただいたときの感動よりはテンション低くなってしまいましたが、やっぱり美味しい!
季節のサラダはボリューム満点!ただ、素材やお味は普通な感じです。
メインのチキンは粒マスタードの入ったソースで。サイドにはバターのきいたマッシュポテト、ラタトゥーユ、お野菜が添えられています。パンもGOOD! 病院とはお料理のクオリティーが違う…。これがお値段の差ですねw
ただ、全体的に美味しいのですがやっぱり普通なので、食事の為だけに訪れることはないかも。ごめんなさい><
でも最後に頼んだデザートは違いましたよ!
診察まで時間があるので、抹茶パフェを追加でオーダー。お腹もいっぱいなので、OTTOさんとシェアすることにしました。
女性客で満席の店内では「薔薇とライチのパフェ」が大人気。上に薔薇の飴細工が乗っていて美しく、フォトジェニック! これは気分が上がるでしょうね!
コーヒーパーラーヒルトップ 山の上 夏のパフェ (6/1~8/31)
私たちが頼んだ抹茶パフェも、なかなかのボリュームです。上の板チョコは抹茶の味が濃厚ですし、ソフトクリームや中に入ったムースも大満足なお味。パフェはまた食べたい!と思えるWowがありました。
今は東京に来ることは難しいのですが、抹茶好きの母にも食べさせてあげたいな〜。8月末までの夏限定なのが残念。
同じヒルトップでお食事するなら、当たり前ではありますが、本家・山の上ホテルがオススメです!
コーヒーパーラー ヒルトップ
営業時間 | 全日(当面の間)11:30~20:00(19:00L.O.) |
問い合わせ | 03-3293-2311(代表) |