管理職になりたくない!が増殖中。メリットって何?

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「働きたくない!」「宝クジが当たったら仕事なんてやめてやる!」というのは、永遠の憧れ。次は自分の番だと神様を信じながら、一向に宝クジが当たる気配はなく、食べていく為には働かないといけない毎日。

同じ働くなら「 ストレスなく給料もほどほどでOK」そんな人が増えているのだとか。昭和の時代なら羨望の的だった管理職への昇進も、令和の今は避けらる存在に。管理職になったとしても辞めたい…という声も聞こえてきます。

私自身、アラフィフ管理職。
そして、管理職を辞めたいと思っている一人です。
だから、早くセミリタイアしたいと夢見る毎日なんですよね…。

↓ 管理職になるメリットって?
↓ じゃあなんで管理職になったの
↓ あなたは管理職を目指しますか?
↓ あと少しと思うから続けられる

管理職になるメリットって?

マンパワーグループが今年の3月に実施した調査によると8割を超える一般社員の皆さんが「管理職になりたくない」と回答しているのだとか。いやーその気持ちめっちゃ分かります。

管理職になるメリットって、何でしょうか?

意識高い人にとっては「収入UP」「自己成長できる」「自分のやりたいことができる」というのがあるようですが、へなちょこな私にとっては尊敬でしかないです。

管理職の現実なんて「上司からのプレッシャーがキツイ」「業務負荷が高い」「責務が重い」「360度評価でディスられる」「上にも下にも気を使いまくり」で、チキンハートな私の心はズタぼろ。

唯一感じるメリットは「給与がそれなりにもらえる」ということだけ。先日、社会人に成り立ての頃の給与明細が出てきたのですが、当時のビックリするような超氷河期世代の薄月給も、今では3〜4倍くらいになっていました。

お金のことだけで言うと、リタイア後の問題にも直結するので、現役時代の頑張りが老後の安心につながる。インカムを増やすためには、キャリアアップした方がいい。そのためにも管理職を目指すというのは、一番身近で、日々の生活の延長にある、低リスクな投資の一つと言えるのかもしれません。

じゃあなんで管理職になったの

こんな私も、思い起こすと20代の頃は野心に溢れてました。お金は無かったけど、やりたいことが沢山あって、いろんな経験をし、いろんな人と出会い楽しかった〜。

20代後半で現在の会社に転職し、ありがたいことに30代には目指していた部署に異動できました。自分の専門性や能力を活かせる、やりがいのある仕事につけたことで、ガムシャラに仕事に励む日々。仕事は好きだったけど、特に管理職になりないとは思ってませんでした。

とはいえ長く同じ部署にいると自然と経験を積み、まとめ役・リーダー役になっていきます。その上、拡大傾向にある組織として、また女性管理職登用拡大を目指している大人な事情もあり、昇進させたかったというのが現状ではないかな〜と思っています。

私の場合、能力が高いということがないので、今も周りの人のしゃべりテクニックや、能力の高さにビビりつつ、自分にがっかりすることばかりです。

あなたは管理職を目指しますか?

管理職を目指している方は、そのメリットは大いにあると思います。将来的にさらなる昇進の道がひらけますし、自身の成長・影響力も拡大するでしょう。給与的なメリットも増えると思います。ぜひ頑張っていただきたいですね!

その一方、私のように、管理職になりたくないけど、ならざるおえない場合、どうすれば良いのでしょうか? ストイックなビジネスマンの皆さんからは「甘い!」と言われそうですが、私の経験からアドバイスできるとすれば…

①誰でも最初は初心者。悩むより慣れろの精神でやってみる!

私自身まだまだ慣れることはないですが、とりあえず見よう見まねでやってみる。どうしたらいいか分からない時は、チームメンバーの助けも借りてみる。そういったコミュニケーションを普段から取れるように、「ごめんね」「ありがとう」を普段から心がけること。家族・夫婦の関係とも同じじゃないかな〜と思っています。

②上長とはつかず離れずな関係を築く

どちらかと言うと、今の上司は苦手な人です。頭が良くて、仕事も大好きで、すごいな〜と尊敬していますが、お友達にはなれないですね。できればあまり話したく無いタイプです。それでも、仕事と割り切ってコミュニケーションを取るようにしています。嫌いと思うと、それって相手に伝わってしまうもの。苦手意識を持たないように、ドライに付き合うように心がけています。

③もうダメだとなった時は降格できる!

心が折れかけて、カウンセリングを受けたことがあります。一番の理由は、忙しい中、上長からのプレッシャーがキツく、自信が無くなってしまったこと。どうやってあの時期を乗り越えたのか、今思い出そうとしても記憶がない。「降格したい」と言うつもりが、体制が変わり、働く環境が劇的に変わったおかげで、今も続けることができています。

会社の制度によって違うかもしれませんが、「降格」はいつでもできます。降格すれば先の出世は無いでしょうし、周りからの目が気になるかもしれません。でも、自分が一番大切なので、がんばり過ぎない決断も重要だと思います。

あと少しと思うから続けられる

私の場合は、あと3年から長いと5年後くらいには、今の会社を辞めてセミリタイアする予定。先が見えているので、続けられる現状があります。ただ、それもこの歳だから思うことなのかもしれませんね。

20代や30代なら、管理職を目指すというよりも、仕事を楽しんでいる人は沢山いるだろうと思うんです。まずは、求められていることを的確に見極め、目の前のことをしっかり・きっちりこなす。さらに、求められることにプラスアルファの提案や組織の利益を考えて動き、周りを見てサポートできること。その先に管理職、昇進があると思います。

ただ、今の世の中、がむしゃらに働くよりも、ワークライフバランスを重視する人が増えているのも事実。なので、自分に合った働き方が見つかるといいですね。

なにはともあれ、まずは自分が大事。
管理職の同志のみなさん、無理しない範囲でがんばりましょう!

って、全くがんばりたくないけどね@心の声

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