5日目:驚きがつまった超近代的な植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」
シンガポール旅行でOTTOさんが一番行きたかったところ、それが「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)」。もちろん、私も今までに見たことのない植物園に興味深々でした。
その割にはリサーチ不足だった私たちは、事前情報がなかった分、驚きが倍増! もう「スゴイ」の一言です。これを作り上げたアイデアの全てに感動しまくりでした。
そんな印象的な植物園についてお届けします。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへの行き方
実質、シンガポールで過ごす最終日となるこの日は、荷物を「マリーナベイサンズ」で預けてから、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」へ向かいます。
MRTで「パラドックス シンガポール」のあるクラークキー駅から、チャイナタウン駅で乗り換えて、マリーナベイサンズのあるベイフロント駅まで向かいます。
ベイフロント駅には、分かりやすい表示もあるので、ホテルまでは迷うこともなかったです。ただ、地上に出てホテルのロビーの方向がわかりづらかったのですが、「向かっていた方向で問題ないよ〜」とそばにいた方(おそらくホテル関係の方?)に教えていただいて、スムーズに到着できました。
マリナーベイサンズでは、荷物の預け入れもチェックインも「サスガ!」としか言いようのないサービスで対応いただき、ちょっと感動でした。その模様はルームツアーの回で思い出を残しておこうと思います。
では、本題に戻り、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」への行き方ですが、マリーナベイサンズの中を通って行くことができます。タワー1のフロントを横切り進むと…
「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」へ行くためのエレベーターはこっちだよ〜のサインが。
外にエレベーターがあり、
上がると、再びマリーナベイサンズの中を横切ります。
ここから部屋が見えます。今回予約したのは1泊朝食込みで約10万円と、私たちにとっては超高級ホテルでの宿泊となりますが、それでも一番リーズナブルなお部屋。なので「ここから見えるあのあたりの部屋なんじゃない」なんて言いながら写真を撮っていたのですが、この予想がいい意味で裏切られることに!!
マリーナベイサンズを抜けると、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」とつながるブリッジへ。ここは日陰がないので、日傘を持っていくことをオススメします。
見上げると、マリーナベイサンズのホテル。すごい建築ですよね。
ブリッジを渡り切ると、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」です。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
島全体に広がる樹木や花は種類が多く「ガーデン・シティ」とも呼ばれるシンガポール。その特徴と世界遺産である「シンガポール植物園」と対比するように、超近代的な植物園として造られたのが、この「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」(だと思われます)。
住所 | 18 Marina Gardens Drive, Singapore 018953 |
開園時間 | ベイ・サウス・アウトドア・ガーデンズ 毎日 午前5時~午前2時 スーパーツリーグローブとOCBCスカイウェイ 毎日 午前9時〜午後9時(最終入場:午後8時) 冷室(フラワー・ドーム、フローラル・ファンタジー、クラウド・フォレスト) 毎日 午前9時〜午後9時(最終入場券販売午後8時) |
入場料 | OCBCスカイウェイ 大人:$12、子供(3〜12歳):$8 フラワー・ドーム&クラウド・フォレスト共通権 大人:$53、子供(3〜12歳):$40 フローラル・ファンタジー 大人:$20、子供(3〜12歳):$12 |
公式サイト | Gardens by the Bay |
スーパーツリー グローブ
まず最初に目にするのは「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のシンボル的な存在である圧巻の「スーパーツリー グローブ(Supertree Grove)」。どうやってこの近代的な構造物に、植物を育てならが展示する垂直庭園を思いついたんだろうと脱帽です。
庭園の 18 本のスーパーツリーのうち 12 本がこのエリアにあり、200種以上、162,900本の植物が植えられているというのだから、想像できない数ですよね。
環境への影響を考えた持続可能なシステムを取り入れているらしく、夜のライトアップのため太陽光を備えたり、シンガポール中の剪定材を焼却することで、冷室ドームで必要になるエネルギーを補っているのですが、そのための通気口なんかに使用されているようです。
イギリスの建築家が携わったというだけあってか、20年ほど前の2006年のコンペから、サステナブルやダイバーシティの考えがあったんだな〜と。今でこそ当たり前な考えではありますが、20年前の私たちには、まだまだ身近じゃなかったと思うんですよね。ちなみに「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、2012年6月にオープンしています。
この「スーパーツリー グローブ」エリアの入場料は無料となりますが、スーパーツリーの間にかかる全長128mのブリッジ「OCBC スカイウェイ(OCBC Skyway)」は有料($12)です。今回時間がなくてスキップしましたが、OTTOさんは残念そう。
フラワー・ドーム
「クラウド・フォレスト(Cloud Forest)」と「フラワー・ドーム(Flower Dome)」に入れる共通チケットを購入($53)することにしました。
「クラウド・フォレスト」では「アバター・ザ・エクスペリエンス」という映画とのコラボイベントがやってました。正直、全く期待してなかったけど、意外と(すみません!)楽しんじゃいました。世界観に親和性があって、違和感がなかったですよね〜。
当日は、「クラウド・フォレスト」を見学してから「フラワー・ドーム」に行きましたが、個人的にはその順序で良かったな〜と思います。というのも、「クラウド・フォレスト」がスゴ過ぎるので、時間をかけた方が良いと思うのです。
ここでは「フラワー・ドーム」を先にご紹介。
地中海地域から南アフリカのサバンナや乾燥した砂漠に至るまで9つのエリアで構成されていて、ユニークな生息地に自生する珍しい植物を見ることができます。気温は23〜25度に保たれているので、過ごしやすいです。
レストランもある大きなドームの中には、びっくりするような大木もあって、どうやって運んできたんだろう…。
何百年もの時を生きたオリーブの樹がいくつも植えられているのですが、まさかシンガポールに来るとは思ってなかったでしょうねw
このサボテンなど多肉植物が植えられたエリアが見ていて楽しかったです。
造形のユニークさ、美しさ。
なんで先っぽだけ赤いんだろう。
この人なんて、ちょー平べったいけど、その一つ一つの葉?の重なりが美しい。
こんなに大きくなるのは、どのくらいの時間が必要なんでしょうね。
こちらの方は、ちょっと半透明になっているんです。作り物みたいで、不思議。
ランチは再びシェイク・シャックへ
シンガポールの街中でよく見かける「シェイク・シャック」。ここにもありました。
さっと済ませたかったので、こちらでランチすることに。
初めての「シェイク・シャック」のハンバーガーでしたが、めっちゃ美味しかった!これは、人気なのも納得です。
次は、この旅で一番感動した「クラウド・フォレスト(Cloud Forest)」へ向かいます。
おまけ:ガーデン・バイ・ザ・ベイはどうやってできたの?
スーパーツリーや2つのドームの制作・建設過程など、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのメガストラクチャーについて紹介している動画ありました。アイデアの源が知りたかったので、面白かったです。(完璧ではないけど、Youtubeの自動翻訳がホントありがたい、、、)