親孝行とは? 私なりのちょっとした感謝の気持ちの贈り方
コロナになって、もう2年以上実家に帰っていません。
東京から帰郷することに、用心深い両親。80前後の年齢ゆえ、なかなか「帰っておいで」とはいえないみたい。
たまに電話で話す限りでは元気ではあるけれど、会えない間に、両親とも入院・手術をしたり、少し滑舌が悪くなっていたり、母はさらに耳が遠くなってきているように感じます。
色々と思い通りにならなくなってきたり、老いを感じる日々。
気弱になることも多いみたいで、話を聞いてる時は、「大丈夫」「私もよ」と励ましたりするけれど、電話を切ると、母や父がいなくなることを想像して怖くなってしまう。
母や父がいなくなったらどうしよう。
その辛さに耐えられるのだろうか、、、と。
だから。
今だからできる親孝行。
皆さんはどんなことをしていますか?
アラフィフでも子ども
もうアラフィフの娘ではあるものの、
クール宅急便で手作りのお料理を送ってくれる母。
この年になっても親に甘えているのが恥ずかしいですね…(笑)。
お中元やお歳暮などを贈ったお礼のようで、買えば手間もかからないけど、何を作るか考えて、お料理して、梱包して、手間のかかる作業をしてくれているのが嬉しい。
そして、何よりも心待ちにしているのが、
季節を感じる手作りの品々。
春に送ってくれる、ワラビやつくしは私の大好物。
特にワラビは、摘むのも大好きなので、ゴールデンウィークに実家に帰ると、母とワラビ摘みに出かけています。
庭で採れるブルーベリーのジャムと
頂き物の柚子で作るシロップは絶品で、
手作りがサイコー。
果肉がゴロゴロで、程よい甘さ。なかなか売っているもので、母のジャムを超えるものに出会ったことはありません。柚子シロップの香りや爽やかな酸味を堪能できるのは、無糖のヨーグルトに入れていただく朝食の時間。とても幸せなひと時です。
やっぱり母のお料理は美味しい。
オシャレでも、
気の利いたものでもなく、
凝ったものでもない。
素朴な家庭料理。
でも、私にとっては世界で一番の贅沢なお料理です。
母への感謝
母が作ってくれるお料理の味を確かめて、「母は大丈夫」と安心している自分もいます。
いつか、こうやってお料理を送ることも難しくなると思うし、
いつかは、会えなくなる時がくる。
子どもの頃には気づかなかった母への感謝。
自分一人でも料理を作るのが面倒なのに、家族の分を、毎日献立を変えて、市販のものを使うこともなく、作ってくれたこと。
もちろん、お料理だけではなく、
母が私にくれた無償の愛にいくらありがとうを伝えても、
足りないくらい。
そこにいてくれるだけで安心できる存在です。
私のしていること
そんな感謝を伝えるのには、十分ではないかもしれないけれど、
アラフィフの私が、80前後の両親にしていることといえば…
①父母2台分の毎月のスマホ代の支払い
②お中元・お歳暮+ふるさと納税(2回)+アルファの贈り物
③一緒に旅行
です。
①父母2台分の毎月のスマホ代の支払い
両親とも健在で、経済的にも安定しているようなので、特に毎月仕送りはしていませんが、両親のスマホは私が契約して、支払いも行なっています。毎月はこれだけです。少ないですかね…汗。
②お中元・お歳暮+ふるさと納税(2回)+アルファの贈り物
わが家は誕生日とか記念日とか無頓着な家だったので、お歳暮・お中元と、特に意味もなく、思い立った時に年2回ふるさと納税を利用してお肉を贈ったり、「欲しいと言っていたようなもの」や「必要と思われるもの」「喜びそうなもの」を贈ったりしています。
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つい先日は、母との会話の中で日頃のお買い物の話になって、父と出かけない時は、徒歩でリュックを背負って出かけているとの話になり、カートを贈ることにしました。
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実は母もカートを以前買ったことがあったのですが、デザインなどお年寄りぽくなり過ぎて、気に入らず、使っていないと言っていたんですよね。
今回贈ったカートは、黒と白の水玉モノトーンでモダンでオシャレ。
さらには、4輪で動かしやすいことや、正面でも開くことができる点など、デザインだけではなく、機能的にも気に入ってくれたみたい。
これで少しでも買い物が楽になるといいなと思います。
③一緒に旅行
一緒に旅行するのはもっぱら母と。ただ、結婚してからは行けていないので、コロナが落ち着いたらどこかへ行こうと話しています。母の体調次第だけど。元気なうちにもう一度、ロンドンにでも行けるといいのだけど。
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なんでもない日常。
できないこと、やれないことが増えた今だから、
できることをやらないと、ですね。