クロアチア旅(4)アドレア海の真珠 ドゥブロヴニクを巡る 観光スポット8選

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ドゥブロヴニクの旧市街は、どこを見ても絵になる場所ばかり。
中世の時代にタイムスリップしたかのような世界に連れて行ってくれます。派手さは無いけれど、キレイな景色とその雰囲気にひたる旅ができますよ。

※本記事(主に写真)は2014年9月に訪れた当時の内容です。Meの旅の軌跡を残したいことと、これから旅を考えている方の参考になればと思っています。最新の情報は、公式サイトなどでご確認くださいね。

観光に必要な日数は?

私は余裕を持って、中3日もドゥブロヴニクにいたのですが、ちと長すぎました…。

広い観光地ではないことと、パリやロンドン、ローマなどの名所と比べるとオーディオガイド・マルチメディアガイドなど含めた日本語の案内はほぼ無く、展示物もちょっとマニアック。どうしても見劣りしてしまうので、しっかり見るというよりも、雰囲気を楽しむことになってしまうんですよね。(私が訪れた時よりも、今は充実しているかもしれません!)

余裕を持っても中2日。到着した日が半日観光できるのであれば、中1日で十分かもです。

どんな観光名所があるの?

旧市街地全体が、観光名所と言ってもいいくらいのドゥブロヴニク。中でも、人気のあるのが城壁とドゥブロヴニクの旧市街が見下ろせるスルジ山でしょうか。歴史を感じるスポットを中心に、私が実際に訪れた場所の一部をご紹介します!

旧市街の城壁

ドゥブロヴニクの旧市街を訪れて、まず最初に訪れたいのは旧市街をぐるっと囲む城壁です。全長は約2km、高さ25mの石造りの壁で、約1時間で1周することができます。

周りは360度パノラマの青い海と青い空。城壁の内側にはオレンジの屋根が続く街並みと、そこで暮らすクロアチの人々の生活風景に触れることも。

ただし、平坦な道ではあるものの石造りなので歩きやすい靴と、日陰になるところが無いので、帽子やサングラスは必須ですよ!

右:ロブリイェナッツ要塞
左:城壁へのエントランスの一つ

オノフリオの噴水

旧市街のメインゲートでもあるピレ門をくぐると見えるのが「オノフリオの噴水」。今も源泉から天然水を引き込んでいるので、今でも飲むことができるそうです。

城壁の上から撮った噴水

プラツァ通り

プラツァ通りは、旧市街の中で一番道幅が広いメインストリート。レストランやショップ、銀行などが立ち並んでいるので、ウィンドウショッピングだけでも楽しい〜。もちろん、お土産を買うのもぴったり。

石畳は長い間人が歩いたことで、人影が反射するほど。石造りの建物との一体感が美しく、いくら写真を撮っても飽きない風景です。

旧総督邸

クロアチア以前の都市国家ラグーサ共和国時代の総督の邸宅であり、仕事場として執務室や裁判所、行政府などがあった政治の中枢だったそうです。

今は文化歴史博物館になっていて、中庭を取り囲む回廊やアーチのかかった天井など、中世の美しいゴシック様式の建築を楽しむことができます。

聖イグナシオ教会

旧市街の南の高台にあるのが、1970年ごろに建てられたというバロック様式の聖イグナシオ教会。

教会に馴染みの無い私たちにとっては、ヨーロッパを訪れると、その見事な祭壇やフレスコ壁画には圧倒されてしまいますよね。この教会は決して大きくは無いのですが、静粛な気持ちにさせてくれます。

聖ブレイズ教会

内装は白ベースでシンプルなので、すみません、あんまり覚えてないw 調べてみると、光を通したステンドグラスが美しくライトアップされる夜の雰囲気が人気なんですって。

フランシスコ会修道院

「ローマ式」という意味のロマネスク様式で建てられた美しい回廊や博物館、教会、2つの中庭があり、絵画や陶器などの展示物を見ることができます。石造りの建物は1667年の大地震で崩落したり、その後の内戦で被害を受け、今ある建物は10年の歳月をかけて再建されたそうです。

この修道院のもう一つの目玉が、世界で3番目に古い薬局であるマラ・プラーチャ薬局があること。私は覗いただけで買わなかったのですが、ローズウォーターやクリームなどをお土産に買うこともできますよ。

スルジ山

旧市街の北にあるスルジ山は、青い海を背景にドゥブロヴニクの街が見渡せる絶景スポット。ドゥブロヴニクケーブルカーを使って山頂を目指します。

展望台。左のパラソルはレストランがあります

山頂には、1991年から1995年のクロアチア紛争時内戦時の崩れかけた建物をそのままにメモリアル・ムゼウムが設立され、建物に打ち込まれた銃弾の跡、剥き出しになったケーブルカーも鉄骨など、戦争の悲惨さを今に伝えています。

ドゥブロヴニクではシーフードを楽しみたい!

母娘旅ではよくあることなのですが、朝食をいっぱい食べ過ぎてお昼になってもお腹が空かず、お茶をして、夕食を早めに食べるというパターン。今回もほぼそのパターンになってしまい、着いた初日はホテルのルームサービスを頼みましたが、残りの3日は旧市街地内のレストランで食事をしてからホテルに帰りました。

利用したのはカジュアルなお店ばかりですが、ヨットハーバーにあるお店でムール貝を堪能したり…

脇道にある路面のお店で、やっぱりムール貝やエビ、お魚をいただいたり…

毎日シーフード三昧なものの、カジュアルなお店だったからか大味な感じ。

とはいえ、こんな雰囲気の中で、美味しいものが食べれるのは旅行の醍醐味。
旅行に行けない今だから、たまに思い出を振り返るのもいいものですね。


くぅ〜、旅行に行きたい!

チェロの音色と共にドゥブロヴニクから

チェリストのHAUSER(ステファン・ハウザー)をご存知でしょうか? マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」をルカ・スーリッチさんとデュオでカバーしたことがきっかけで、2CELLOS としてデビュー。そんなハウザーさんが、ドゥブロヴニクの美しい風景を背景に、チェロの演奏を届けてくれます。

動画にはドゥブロヴニクの美しい景色も盛り込まれていますので、ドゥブロヴニクを満喫したい方は、こちらも是非チェックしてみてくださいね。

ちなみに、2CELLOSの「Smooth Criminal」はこちら。初めて聞いた時はちょっと衝撃的でした。チェロとか全く知識が無いのですが、クラシックのイメージを良い意味で変えてくれたな〜と思ったり。

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