遅咲きの紫陽花 ノリウツギ「ライムライト」を植え替えてみた

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もうかれこれ10年近く一緒に過ごしている紫陽花・ノリウツギの「ライムライト」。毎年大輪の花を咲かせてくれて、夏の間中幸せな気分にさせてくれます。

最初に植えてから一度も鉢を変えたことがないので(汗)、休眠期となるこの時期に植え替えをしてみたいと思います。

紫陽花・ノリウツギの魅力とは

ノリウツギ

子供の頃は青と紫というイメージだった紫陽花も、今やすっかりオシャレな印象に。園芸センターに行くと、いろんな紫陽花の種類に出会えます。これから夏に向けて紫陽花の時期になりますが、本当に育てやすいので、これからお花を育てたい人にはオススメなんですよね。

特に私が育てているノリウツギはピラミッド型をしていて、日本で昔からよく見かける紫陽花とは少し違っています。どんな魅力があるかというと…

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虫がつかない

紫陽花に虫がついたところをあんまり見たことがはないです。漠然とそういうものなんだ〜と思っていたのですが、実は紫陽花には毒性の成分があって、虫がつきにくいんだとか(マツコの知らない世界で言ってましたw)。それを聞いて納得!

ただ、昨年はコガネムシの成虫が葉を食べていたり、花のつきが悪かったりしたので、きっと幼虫がいたんじゃないかと思っています…><。なので、全く虫がつかないわけじゃなさそうです。それ以外では、虫はほとんどつくことはないですね。

剪定が簡単

紫陽花の選定方法には強剪定と弱剪定があります。花が終わった後、花から少し下の部分を選定するのが弱選定、枝元から2〜3節残してカットするのが強選定です。

私は毎年思い切って強剪定しています。強剪定をすると一輪一輪が大きくなるんです。剪定にナーバスになる必要もなく、節を残すことを考えてカットするだけで、毎年キレイな樹形に成長し、キレイなお花をいくつも咲かせてくれますよ。

春から夏に向かって日に日に成長するのが楽しい

強剪定をしてすっぽんぽんなのに、3月からつぼみが大きくなり始め、その後は日に日に枝が伸びていきます。一生懸命に成長する姿を見ていると愛おしい。毎日の成長や変化が楽しくて仕方ないのが紫陽花です。

ノリウツギは遅咲きなのがいい

ノリウツギは通常の紫陽花より1〜2カ月開花の時期が遅いので、青や紫の花が咲き終わる頃の7月に入ってから花が咲き始めます。開花の時期を把握してないと、「あれ?うちの子大丈夫」って心配になってしまいますが安心してください。花も通常の紫陽花より長く、秋口まで楽しむことができるんです。

ノリウツギは花の変化を楽しめる

7月に咲き始めるノリウツギは、咲き始めはスッキリとした白色で、徐々にライムグリーンへと変化していきます。そして8月下旬ごろからは秋色に。その色の変化を見ているだけで癒されますね。

おしゃれなドライフラワーに

秋口までそのままでもOKではありますが、私はいつも8月下旬頃にカットして、ドライフラワーにしています。っというのも、8月下旬になると葉も段々と落ちてしまうので、ドライフラワーにするには、秋色になりかけた時がいいのかな〜と思っています。昨年はスワッグにして楽しみましたが、毎年立派なお花を咲かせてくれるので、どんどんお家にドライフラワーがたまってしまうのが幸せな悩みです。

ノリウツギを植え替えてみた

もう10年近くもの間、同じ鉢で頑張ってくれていたノリウツギ。
これだけ咲いても、例年に比べるとお花が小さく、花付きが悪く感じました。

ノリウツギ

流石に根詰まりかな…と思いつつも、コガネムシが葉っぱを食べていたのが気になります。

っというのも毎年のように、バルコニーにあるどこかの鉢がコガネムシの幼虫の被害にあっているんです。気づいた時には、幼虫に根を食べられていて、グラグラもしくはペロリンと剥がれるようなカツラ状態。鉢の中からは6〜10匹くらいの幼虫が出てくるんですよ。いつもビクビクしながら幼虫を掘り出しています。

そんな訳で今年は大きな花を咲かせて欲しいので、根を剪定して、同じ鉢に植え直してみたいと思います!

ノリウツギ

何せ10年ほど放置された鉢なので、そもそもこの鉢から抜けるのか。きっと一人じゃ無理だろうなっと思っていたのですが…、あれ?あっさりと抜けました。

ノリウツギ

えぇーーーー。
これはもう絶対コガネムシの幼虫がいたはずです。根が全然はってないもの。剪定する必要もほとんどない状態です。ごめんね、ノリウツギ…。

昨年危険を感じ、コガネムシ対策を調べたところ「オルトランDX粒剤」が良さそうだったので、8月から撒き始めました。おかげで生きている幼虫はいないようですが、今年は6月から撒きはじめようかと思っています。

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植木鉢の土は再利用する為にふるいにかけ、足りないところを赤玉や腐葉土を入れて調整します。

ノリウツギ

OTTOさんに手伝っていただきながら、植え替え完了です! 植え付けもちょうどセンターになったので、バッチリ。今年はスクスクと大きな花を咲かせてくれるといいな〜♪

ノリウツギ

ノリウツギ、すくすく成長中

日に日に暖かくなる春:4月

植え替え後のノリウツギは、これまでよりもずっと元気になりました。
芽吹き出したと思ったら、4月の上旬にはギッシリ。

最高の季節:5月

さすがに密集し過ぎなので、5月に入ってから初めてノリウツギを選定してみました。小さい枝や病気ぽい葉を落としたりと、風通しが良くなるように隙間を作るようにします。

梅雨:6月

6月中旬には、つぼみが大きくなり始めました。
今年は暖かいので、少し開花時期が早くなりそうな気がします。

オルドランの1回目も散布済みで、開花を待つのみ。植え直したおかげで元気で花付きにも期待大!奥にびよーーーーんと伸びた太い枝は、立派な大きなお花を咲かせるのではないかとワクワクしています。

初夏:7月

7月に入ると徐々に咲き始め、7月中旬の今が満開。ただ、期待していたよりも、お花は全体的に小ぶりです。それでもたくさん咲いてくれて、花の近くではうっすらと甘い匂いが漂っています。

そんな花に、今年初めての大好きなクマバチさんがやってきてくれました。一番大きなお花に埋れてる、このプクプクお尻がたまんない。カワイイね! ホント、プーさんみたい。

真夏:8月

7月下旬には葉がかなり落ちてしまい、8月上旬にはお花の色はすっかりライムライトに。いつもならこの辺りでドライフラワーにするのですが、秋までどんな感じになるのか色の変化を楽しもうと思っています。でも、一部は綺麗なうちにカットしようかな…迷う。

秋の気配:9月

9月に入るとライム色の花の先が、ピンク色に変化してきました。

それと共に、ところどころ花も枯れてきてしまい、ドライフラワーにするにはあまり美しくない状態に。これ以上おいて置くと、枯れていくだけになりそうなので、キレイな花だけを選定しておうちに飾ることにしました。

今年は過去のお花に比べると全体的に小ぶり。右上のキャラメル色になったドライフラワーは4年ほど前のものだと思うのですが、この時が一番大きくてキレイだったように思います。今年はこの大きさになったお花は一つだけでした。

小ぶりとは言っても、とっても立派で、美しく、カワイイ! 古いお花を新しいものに一新したので、緑がイキイキして気持ちいいですね。

今年は植え替えたばかりで株に負担もあったと思います。それでもお花を楽しませたくれたノリウツギに感謝!きっと来年はもっとステキな花を咲かしてくれるだろうな〜と今から楽しみです♡

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