世界が広がる!英語を勉強する理由は仕事だけじゃない

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英語ができたらいいのにっと考えている人は多いのではないでしょうか?

キャリアアップの為。
国際的な仕事に就きたい。
いろんな国を訪れてみたい。
現地の人と話したい。

受験や進学、就職で新しいステージに挑む人や、子育てが落ち着いて何かにトライしたいと思っていたり、リタイアを迎えてセカンドステージを楽しみたい人など、英語を勉強したいと考える理由も人ぞれぞれ。

私もそんな一人。
自己流で英語を勉強し、1年間イギリスへも留学してきました。今でも流暢に話せる訳ではなく、仕事で勝負できるほどの英語力はないのですが、英語が少し話せるだけで世界はずっと広がったと思っています。

英語を勉強したいと思っている方へ、その意味について私なりの考えと勉強方法についてご紹介したいと思います。

英語ができると世界が広がる!

✔️ 英語力があると仕事の幅が広がる

今では帰国子女など英語ができる人が本当に多いので、ほぼネイティブレベルの英語力・英会話力がないと通用しないのが現状。相当の実力が必要です。TOEICで言うと、900台の半ば〜後半のレベルではないでしょうか?

ただ、間違いなく英語ができると仕事の幅は圧倒的に広がります。

所属した部門次第ではありますが、私の会社では、社会人経験が浅い1〜2年目の社員でも海外出張がありますし、海外と取引する最前線で仕事しています。ただ、このくらいのレベルになると英語はあくまでツールなので、英語を話せるのが当たり前なんだと思います。

✔️ 旅で英語が使えると自分の世界が広がる

私は国内外ともに、自分で航空券やホテルを手配して旅する派。

英語ができると、空港やホテルのチェックインや旅先での行動にも自信がつき、旅の幅が広がります。もし何かトラブルがあっても、ある程度は解決できるだけの英語力があれば、パック旅行では味わえない場所を訪れたり、自分の好きな場所で、好きなだけ時間を使うことができますよね。

飛行機でたまたま隣になった人、ホテルで出会った人やスタッフとの何気無いやりとり。現地で出会う人との触れ合いは、旅のかけがえのない思い出です。

母と行ったチェコでこんなことがありました。

朝食のレストランで一緒だった老父婦が部屋に戻る際に、フロアへ入る方法が分からなかったようで困っていらっしゃったんです。そこで「Can I help you?」と助けを申し出て、フロアへ入る為のカードスキャナーの使い方をお伝えしたことがありました。

次の日の朝、レストランで顔合わせたら席まで来てくださってお礼を言っていただいただけではなく、その後も顔を合わす度に挨拶するようになり、ホテル滞在中ずっとほっこりした気持ちが続きました。

知らない土地で、違う国の人とコミュニケーションがとれること。
今まで知らなかった情報や価値観に出会えること。
英語ができるだけで世界がずっと広がる。

旅先で困らない程度、英語でコミュニケーションができるだけでも、自分の世界の広がりを実感できると思います。

日本で英語力を向上することが大事

私の場合、留学前のTOEFL(旧CBT)の試験で190点獲得していたようで、自己流で一人旅ができるくらいの「簡単な英会話」と、TOEIC換算で「650点」くらいまで向上することができました。

イギリスへ留学後は、すぐにTOEICなど受けることなく時間が過ぎ、ようやくテストを受けたのは約10年後の40歳の時。それでもスコアは820点を獲得できたので、帰国当時試験を受けていれば900点台は取れてたのではないかと思っています。人生の記録として、ちょっともったいないことをしました。

個人的に思うのは、英語力は国内でも十分向上できるし、国内で勉強できないのであれば、海外へ行っても英語力をUPするのは難しいと思います。また海外へ行ったら自然と英語ができるようになる訳ではありません。英語に接する環境に身を置けるだけなので、結局努力しないと・勉強しないと英語力は向上しないもの。

日本の英語教育の問題を指摘する声があるのも事実ではありますが、それが全く役に立たないのかというとそういう訳ではないです。学校の勉強は英語を学ぶ上で、基本になることは間違いない。

国内で英語の素地を作った上で海外に行くことが、勉強の効率だけではなく、コスパ的にも断然良いということなんですよね。

今からできる英語の勉強方法

歳と共に、学ぶスピードは遅くなるかもしれませんが、英語を勉強するのは何歳からでも遅くないはずです。

何よりも、昔に比べると、今は英語のコンテンツが簡単に手に入るようになりました。もしこれから勉強しようと思う方がいらっしゃれば、こんな方法で勉強してみてはいかがでしょうか?

  1. 読みの勉強:自分の興味のある分野の海外サイトを毎日読む
  2. リスニング・スピーキング:専用のテキストや日英の字幕のあるコンテンツでシャドーイングする

1. 読みの勉強:自分の興味のある分野の海外サイトを毎日読む

勉強は続けるのが重要。そこで自分の興味のある分野の海外サイトの記事を、毎日1つだけでも読んでみることを続けてみてください。最初は、きっと知らない単語ばかりかもしれませんが気にせず、英文に慣れることを優先して以下の方法を試してみましょう!

① 知らない単語があっても、何度も最初から最後まで読んでみる。
② 「Google翻訳」で翻訳して、全体の意味を把握する。
最初に読んでどのくらい内容をつかめているか確認してみてください。もちろんGoogle翻訳は完璧じゃないので、信じきらないように注意w
③ 知らない単語やわからない文法をチェックするのは最後に。

2. リスニング・スピーキング:テキストや字幕のあるコンテンツでシャドーイングする

リスニング・スピーキングで一番私が役に立ったと思うのは、シャドーイング(Shadowing)。英語を聞きながら、後を追うように聞いた英文を声に出して繰り返す勉強法のことです。

シャドーイングのテキストは多く出ていて、私も決まったテキストを繰り返し使ってシャドーイングをしました。レベルによってやり方も異なると思いますが、初めてやってみる場合や慣れない時は以下の方法がオススメですよ。

① まずは英語の音声を聞く。どのくらい自分が聞き取れるのかチェック
② 日本語のテキスト読んで全体の意味・単語などを把握する
③ テキストを見ながら音声を聞き、リピートする
④ 音声だけで聞いてシャドーイングを行う
⑤ ①〜④を何度も繰り返す
⑥ 自分のシャドーイングの音声を録音してチェック
⑦スムーズなシャドーイングができていたら合格!

テキストだけではなく、Youtubeで「シャドーイング 英語」で探すと、日英のスクリプトの入った動画がヒットします。もちろん無料で提供されているものなので、まずは試してみるのが良いかもしれませんね。ただやっぱり最初はテキストの方が個人的には腰を落ち着けて学べるような気がしますよ。

旅先では、「日本が好きなんだ」「日本に行った事があるよ/行ってみたいんだ!」と話してくれる人に沢山出会いました。

明日には忘れてしまいそうな出会いではあるものの、どこかに旅の思い出として残っている。英語が少しできると、旅の目的は “場所” を訪れることだけじゃなくて、旅先の “出会い” を楽しむようになる。英語を勉強して、少し話せるようになるだけで、今まで知らなかった世界が広がるんだと思います。

コロナ禍で海外へ行けない今だから、次の旅行は少しパワーアップした自分で楽しめるように、秘かに英語を勉強するのも良いですね! 私もリタイアしたら、旅をさらに充実できるように、もう一度英語を勉強したいな〜と思っています。

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