大地震がくる？万が一に備え防災リュックを見直しました

震度5以上の地震が立て続けに発生中の日本。
11月22日には茨城県沖で震度5弱、12月12日には岩手県沖、そして昨日の伊豆大島近海の地震です。新島・神津島近海では今も断続的な地震が続いているようで、東京直下や南海トラフなど大きな地震が発生しないか…とビクビクしています。

阪神大震災の時は、神戸からは少し離れた関西エリアにいたものの、あの地鳴りと突き上げるような揺れを経験し、東日本大震災では立つことができず、周りのビルがグネグネと揺れる姿は、恐怖でしかありませんでした。

しかし、そんな恐怖心も日に日に薄れ、311の後にまとめた非常用防災リュックの中身も放置したまま。万が一の震災に備え、タイムカプセル化したリュックの中身を見直してみました。

「東京防災」ハンドブックを活用しよう！

東京都から全世帯に配布された黄色の表紙が印象的な「東京防災」ハンドブック。
届いた時に、ざっと目を通したものの、ちゃんと読んでおらず、この機会にもう一度読み込もうと思っています。防災のための知識がイラストとともに紹介されていて分かりやすく、とても役立ちそうです。こんなしっかりしたものを配布してくれるなんて、すごく助かりますよね。ありがたい。

今回は、こちらのハンドブックの90・91ページに掲載されている非常用持ち出し袋の内容と比べながら、必要なものをチェックしていきたいと思います。

My非常用防災リュックを開いてみた

このリュックに必要なものをまとめた時期は、はっきり覚えていないほど昔のこと。311の影響が落ち着いた2012年頃だったはずです。

阪神大震災を経験した友人が東京へ遊びに来ていた時に当時の経験を聞いて、必要と思われるものを、百均グッズを中心に買い集めました。「東京防災」ハンドブックに載っていないものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

※ ★が付いているものは、東京防災のハンドブックにも掲載されているものになります。

ネットで買ったお安いリュック（送料入れても1,300円しないって…安！）。決め手はポケットの多さと、万が一のことを考え目立つ色を選びました。ジッパー付きのポケットは本体部分含めて5つ、メッシュのポケットは3つあります。

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今回このリュックを開くのは、実はまとめた当時以来…。
どんな状態なのかドキドキです。

メッシュのポケット

懐中電灯とホイッスルを収納しています。
ホイッスルは問題なく鳴り、懐中電灯も電池を入れるとつくので、これらはこのままに。

用意済み	★懐中電灯、★ホイッスル
不足	–

底ポケット

底のポケットには懐中電灯2個、電池、ライター、ビニール手袋が入っていました。記憶ないわー。黒い小さな懐中電灯は手巻き式＆ソーラーパネルがついていて、手巻きすると点灯するので、電池と手袋と共にこのまま入れておきます。

ノベルティの赤い懐中電灯は変形し持ち手はベトベト。ライターももうガスが無くなっていたので処分します。

用意済み	★懐中電灯・ライト、★乾電池
不足	★ライター、★乾電池予備、★携帯ラジオ、★スマホ充電器

外ポケット小

比較的すぐ使うと思われるものを入れているようです。お金、スリッパ、ボールペン、旅行用の歯ブラシセット。歯磨き粉も問題なかったので、このままに。

ただ、お金が1万円と小銭が少しだけだったので、手持ちの4,000円と小銭を追加。さらに、コインが変色しかけていたので、乾燥剤のシリカゲルも一緒に入れておきます。

用意済み	★現金、★歯ブラシ、ボールペン、スリッパ
不足	テレフォンカード

外ポケット中

ここには化粧品関連が入っていました。と言っても試供品ばかりw。化粧水や乳液、クレンジングやボディークリームなど。使えるのか不安ではありますが、これもこのままにしておきます。

用意済み	化粧品（化粧水、乳液、クレンジング、ボディークリーム、綿棒など）
不足	ドライシャンプー

外ポケット大

主に紙モノが入っていた大ポケット。ティッシュ、ウエットティッシュやマスク、レインコートなど。

また「東京防災」ハンドブックには軍手と書いていますが、友人曰くは、革製の手袋が良いとのこと。何か危険なものを片付けるときなど軍手では薄すぎるそうです。また、メモ帳を入れておくこと。スマホなどは電池を温存する必要があるので、メモする場合は、アナログな方法で対応した方が良いですよね。
トランプは気晴らしのためのアイテムとなります。

用意済み	ティッシュ、ウエットティッシュ、生理用品、レインコート、大きめのゴミ袋、マスク、飛行機でもらったソックス、メモ帳、トランプ、皮の手袋
不足	歯磨きシート

リュック本体

想像以上にいっぱい詰め込まれていました…汗。基本的には腐るものではないので、そのままにしておこうと思いますが食品は見直しを。

サンマの缶詰は賞味期限は2015年。缶詰なので、食べる分には問題ないのでこちらはいただくことにします。乾パンも全て期限切れではありますが、1つ以外は3年ほどなので、もう少しそっとしておきましょう。さらに、カイロもすでに使用期限が切れ。調べる限りでは使用に問題ないようなので、このままにしておきます。普段使うことがないんですよね。

実は会社にも置いているのですが、ゴーグルは富士山噴火への備えです。311の後、警戒していた時に購入しました。火山灰はガラス質なので、目に入ると失明することもあると何かで読んだんですよね。なので、こちらも万が一の為に保管。

用意済み	★携帯トイレ、保温シート、保冷バック、★ローソク、紙皿、個包装フォーク、個包装スプーン、ビニール袋、給水袋、カイロ、耳栓、★歯ブラシ、タオル、★災害マップ、紙パンツ、ゴーグル、 ★救急セット（絆創膏、ガーゼ、包帯、消毒など） ★缶詰・乾パン
不足	★ヘルメット、★防災頭巾・ブランケット、★毛布、★缶切り、★ナイフ、★水筒、★水、サランラップ小