モダンアートの “考” と”感” の冒険を楽しむ「シンガポール美術館」

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期待を超えた美術館が、シンガポールにありました。

ヨーロッパのように建物との調和を生かし、例えるなら、ここはロンドンのテート・モダンのシンガポールVerか。規模は違うけれど、海岸沿いの倉庫のような建物を生かした現代アートを展示した美術館。建物を生かしたアートとのコラボが魅力。同じ建物の中には、美術館だけではなくアートギャラリーなども入っているので、迷路のような建物内を回って、アートという “考” の冒険・”感” の冒険を楽しむことができるんです。

駅から歩いてクタクタ。到着するとテンションMAX

どこの駅から向かったのか、もうはや覚えていないのですが、結構歩いた。

「リバーワンダー」からの、「シンガポール美術館(Singapore Art Museum)」だったので、もうクタクタ。トボトボ歩いて向かったものの、見えてきた建物にテンションがMAXに!

やだ、何これ。オレンジだよ!!!

もうすでにここからアートがスタート。
訪れた際にやっていた企画展「Olafur Eliasson: Your curious journey」の世界観はロビーに足を踏み入れた途端に始まっているんです。オレンジの室内は、異空間そのもの。

Yellow corridor(1997)

2024年5月10日から9月22日に開催されていたのは、アイスランド系デンマーク人アーティスト、オラファー・エリアソンの作品に特化した東南アジア初の大規模な個展。主要テーマは、「具体化、経験、知覚、気候変動対策の緊急性」など、人間を超えた視点に触れているそうです。

どの作品もこれまで見たことのない表現。今の技術、手法を存分に生かした新しく、美しいモダンアートとなっています。

吊された筆記具が、重力の力で弧を描きながら描くアート。

光を利用し、色とりどりの影が生まれる、参加型のアート。

見える角度でさまざまな表情を見せる影。

海藻の絨毯。

Moss wall(1994)

氷河。

The last seven days of glacial ice(2024)

光、風、霧、水などのはかない素材を使用して、きらめく虹、渦巻く霧、一瞬の噴水の彫刻のような形状など、はかない現象を想起させたり、空気や磁場など、私たちの周囲の目に見えない要素を体験できるアートがオラファー・エリアソンの作品の特徴です。

The seismographic testimony of distance (Berlin–Singapore, no. 1 to 6)(2024)

見る角度で影の印象が変化するのが面白い。

Life is lived along lines(2009)
Circumstellar resonator(2018)
Object defined by activity (then)(2009)
Beauty(1993)

美術館の一室には、私たちが参加して白い街を作ることができる部屋が。

The cubic structural evolution project(2004)

えっと何階だったか忘れたけど、上階には「Symbiotic seeing」という作品が。

天井に空気の動きがアートに。

その他にも、さまざまなアートギャラリーがあるので、載せるのでも大変!
ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

帰りは、美術館前の斜め前にあるバス停から駅まで移動。めっちゃ楽ちんでした。歩くのしんどかったのにーーー。

夕食はお気に入りの「Song Fa Bak Kut Teh」で!

前回、お腹いっぱいであまり食べられなかったのを残念に思っていたのですが、今回は満足行くまで堪能しました!やっぱ美味しい!しかもリーゾナブル!って、いくらだったか、、、忘れちゃいました💦

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