メダカと暮らす癒しの日々。メダカの卵の育て方(採卵〜孵化まで)

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春になると、小さな水辺で暮らすメダカさんたちの恋の季節が到来します。

泳ぐ姿が機敏になって、お腹がパンパンに膨れてくる。
そして、4月下旬のある日、睡蓮鉢の中を覗くと「卵が付いてるーー!」と大騒ぎすることに。

毎年分かっていることなのに、
毎年ちょっぴり驚いて、
毎年慌ててメダカの赤ちゃんを育てる準備。

色んなやり方があるメダカの卵の採取方法ですが、もしかするとわが家のやり方は少しユニークかも?しれません。そんなわが家のメダカ事情をご紹介します。

おうち時間の癒しに。今人気のメダカと金魚との暮らしはどうですか?

なぜメダカを育てているのか

ひとえに、OTTOさんの趣味です。
もちろん私も動植物は好きなのですが、おうちのインテリアや雰囲気を損なうような飼い方はしたくない。

最初は、OTTOさんが持っていた睡蓮鉢からスタート。外で飼うということもあり、お庭の雰囲気を崩さない範囲で、OTTOさんに任せていました。

ヒメダカを譲った後は、青色が好きなOTTOさんは青メダカの飼育へシフト。通販で購入したようですが、とても丁寧な包装でみんな元気に届きました。これなら、お掃除担当もセットなので、すぐ家族に迎えられそうですね!

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メダカや金魚と一緒に生活する日々。
毎日の暮らしの中で、小さな世界を眺める癒しの時間となっています。

メダカは増えるんです

ここからが本題です。

OTTOさんの趣味で始まったメダカの飼育ですが、ある時、気づくとメダカのお腹に卵がぎっしり付いています。今思うと当たり前のことなのですが、ほぼ初めての経験だったので、OTTOさんと卵を育てる方法を思案しました。

①市販の産卵床を買ってきて、睡蓮鉢に設置する
②卵を産みつけられた産卵床を百均のボトルに移す
③孵化したら、産卵床を再び睡蓮鉢へ戻す
④生まれた稚魚は大きくなるまで百均ボトルで飼育

おそらく、一般的なやり方だと思うんですよね。

ただ、このやり方だと、産卵床の見た目は美しくなく、おうちの中に産卵床を保管する百均ボトルが増えていく。百均ボトルは藻で汚れて、おうちに置いておくのが苦痛に…。

そこで考えました。
卵がお腹に付いている時に、卵を先に採取してしまえばいいのではないか。
このヒラメキのおかげで、インテリアを損なうことなく、メダカを愛でることが可能になったんです♪

まずは事前の準備

メダカの成長に合わせ、わが家では3つの環境を用意しています。

まずは、大人のメダカ用の睡蓮鉢
この睡蓮鉢があるおかげで、メダカのベイビーたちが上手く育つのではないかと思うほど。

大きくなったメダカは自然に近い環境でのびのびと育つことができ、睡蓮鉢の水は自然と植物プランクトンを豊富に含んだグリーンウォーターになるんです。ミクロサイズの稚魚には、餌となるプランクトンが重要なんですよね。

そして、採卵した卵を入れる百均ボトル(右)生まれた赤ちゃんを育てるための無印良品の果実酒のボトル(右)。この無印良品のボトルを導入したことで、おうちのインテリアを損なうことの無い環境を整えることができたと思います。

採卵のための道具も百均で揃えることができます。
と言っても大した道具ではないんですけどね。

①綿棒2本
②透明の計量スプーン
③ピンセット
④小ぶりの器(なんかのデザートが入っていたものを再利用)

メダカの卵を採卵しますよ〜

メダカはすばしっこいので、ここはOTTOさんとの共同作業で進めます。
白い器にはお水をはっておき、OTTOさんが網で捕獲したメダカを、透明の軽量スプーンですくいあげます。ここまでがお外の作業。

急いでおうちの中へ入って、計量スプーンに入ったメダカのお腹に付いた卵を綿棒で挟んで、お腹から離します。メダカが動くので、そのタイミングで綿棒に絡めとることができると思います。卵は少々力を入れても壊れることはないので、綿棒で挟むのはあくまで卵。メダカを傷つけないように注意です。

綿棒に付いた卵には付着糸というもので覆われているので、これを綿棒からピンセットでつまみ上げて、卵の孵化させるための百均ボトルの中にある水草へ絡めてひっつけます。

この付着糸がカビたり、腐ったりする原因にもなるようですが、わが家では特に気にせずそのままです。

白いのが無精卵。有精卵の卵は、中でメダカが育つ様子が分かります。
もうすでにカワイイです。

だいたい10日くらいで孵化するので、孵化してから3日ほど経ったら、幼稚園となる無印のボトルへ計量スプーンですくってお引越し。

ミクロな稚魚(赤丸)は、肉眼では見づらいので虫眼鏡も必需品。

あっ、ボトルの中には掃除当番のタニシさんと酸素を作り出す水草もお忘れなく。あと、幼稚園のボトルの底には、水をキレイにするという麦飯石を入れています。

春から夏にかけて毎週末メダカの卵を採卵して、夕食を食べながら、お酒を飲みながら、ボトルを眺める。日々の生活にちょっとした癒しを与えてくれます。

スクスク育ちすぎると、貰い手探しが大変でもあるのですが、今年も見守る楽しみができました♪

試しに作ってみた動画も。結局1つしか作ってない…。

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